紙でのアナログ管理だった展示会取得情報をimmedio Formsによって自動データ化。展示会から一週間かかっていた顧客アプローチが即日対応できる体制構築に成功。

株式会社アドフレックス・コミュニケーションズ 

株式会社アドフレックス・コミュニケーションズは、デジタルマーケティング領域における企業の課題解決、事業拡大の支援、最先端AIソリューションを活用した業務効率化サービス「motto(モット)」やリスティング広告AI「Optimizr(オプティマイザー)」の提供などを行なっております。
https://www.ad-flex.com/




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展示会を主軸としたマーケティング戦略を中心に広告代理業、業務効率化サービス「motto(モット)」を提供

スクリーンショット 2024-04-02 15.49.10アドフレックスコミュニケーションズ川本様、瀧口様

 

ー まず貴社の事業内容について教えてください。

川本様:弊社は広告代理業、特にリスティング広告の運用代行、生産性改善ツールmotto(モット)、海外のツール(Optimizr)の代理販売、検索広告の最適化を行うISSEKI(イッセキ)というプロダクトを提供しております。

特にリスティング領域では大手様中心にお引き合いが多く、主力事業となっております。事業全体を大きな括りでまとめるとDX事業と定義しており、クライアント様のDXを推進し、業務の効率化をご支援する役回りが多いです。

私が主に携わっているmottoというサービスについては昨年9月にローンチしたサービスで、もともとSEM事業に携わっている社員のPCログを分析することで、より業務効率化ができないかという思想から生まれたプロダクトです。当初は自社内で使っていたツールを外販用にパッケージ化したものになります。

 

ー 現在、川本様、瀧口様が担当されている業務について教えてください。

川本様:経営企画や経理、ISからCSまでディレクター(部長職)として全社を網羅的に見ております。業務内訳としては新規事業5割、IS2割、その他3割のイメージでしょうか。

新規事業は「motto(モット)」というプロダクトを中心に見ております。キャリアとしては営業からSV、コールセンター管理を経て、4年半前にアドフレックスに入社しました。

瀧口様:私はリードジェネレーションチームに所属しており、展示会、DM、テレアポなどのチャネルで新規アポの創出をすることがミッションです。以前はアパレルブランドなどのウインドウディスプレイ・POPUP・その他販促物を制作する会社でフィールドセールスに従事しておりましたが、WEBマーケティングに携わりたいと思い、アドフレックスに入社しました。

アドフレックスの組織は事業部制などのしっかりした区別はされておらず、ほとんどの社員が複数役割の兼務になっています。メインで携わっているmottoチームではISが1名、FSが我々2名(兼任)というイメージです。

ー 日々の問い合わせがかなり多い状況なのですね。それぞれのプロダクトの導入社数はどのくらいなのでしょうか

川本様:SEMは50社前後が常時回っている状況、mottoは10社くらいが常時動いているような状況です。

コアターゲットとしてはSEMに月数百万円以上投資されている企業のお客様がメインで、業界でいうと、都内の金融関連(カード、クレカ、保険)のお客様が多いのが特徴です。セキュリティが厳しいので、トリプルチェックまで業務フローを固めて対応することも多々あります。

mottoに関しては小規模事業帯メインで社員数300人以内の企業様が検討いただくことが多くございます。こちらはIT業界を中心に業種問わず問い合わせがあるのですが、製造業の問い合わせ比率も約20%ほどと高い状態です。

製造業に関しては、生産ラインの生産性向上は着手できているものの、その他の業務効率化に手をつけられていない企業が多いイメージですね。

 

ー 問い合わせしてくる方のどのような方なのですか

瀧口様:現場の方が問い合わせしてくるケースが多いのですが、ヒアリングしていくと役職の高い人や代表の方経由で問い合わせの依頼があってご連絡いただいているケースが多いです。部署で言うと管理部門の方からの問い合わせが多い印象です。

 

ー 事業注力ポイントや今後の展望についても教えてください

川本様:DX領域と新規事業開発に注力していく方針です。

メインの柱は広告代理業ではあるものの、GoogleやYahooなど媒体社の意向に弊社の動きが大きく左右されてしまうことが間々あるため、自分たちで制御できる自社プロダクトも持っておきたいと考えております。

今後の新規事業としては広告領域にこだわっているわけではなく、DX領域に関連する事業全般で検討しております。

弊社は展示会運営が得意なので、展示会運営の代行なども可能性としてはあり得ると思います笑。

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アナログな部分が多く、現場負荷が高かったオペレーションをimmedio Formsの導入で改善。展示会から一週間かかっていた顧客アプローチが即日対応できるまでに

 

ー 弊社のimmedio Formsも展示会でご活用いただいていることもあり、展示会が得意な印象は強いです。展示会はどのくらいの頻度で出展されているのでしょうか?

川本様:現状、年10回ほど出展しています。2018年にトライステージグループ(現ストリートホールディングスグループ)に参画したタイミングから売上拡大の投資が増えたことに伴い、様々なチャネルにトライアルを開始し、展示会への出展も増えてきた形です。

コロナの落ち着いてきた2022年の展示会のパフォーマンスが良かったので、2023年は展示会を積極的に活用していこうという方針になりました。

 

ー 展示会の業務フロー改善の一環でimmedio Formsを導入いただておりますが、導入前の課題について教えてください

川本様:当初のオペレーションは、展示会でお話した方の情報を紙のアンケートに記載→後日社内で情報入力→名刺交換をした営業担当がメール配信→架電、という形でした。

その後、裏側に事務の人がメールを送るフローに変更したり、アンケートを写真で送って、社外の事務の方がメールを送るようにしたりと業務効率化のために色々なやり方を試しましたが、結局アナログな部分が多く、現場負荷が高いオペレーションになっていました。

リード獲得後のオペレーションだけではなく、展示会に向かう際に大量の資料やファイルを持っていく必要があったり、回答いただいたアンケートの紛失があったりとヒューマンエラーも起きていましたね。

また、結局は人力でメール配信をしていたので、展示会でせっかくご挨拶できた方へのアプローチに一週間程度かかっており、リードタイムの短縮が必要という課題もありました。

ー immedioはどこで知っていただきましたか?

瀧口様:弊社の出資元と浜田さんがお知り合いでimmedioのことをご紹介いただいたのがきっかけです。当時の弊社の抱えていた課題感を解決してくれそうな期待感のあるプロダクトだったので、早く話を聞きたいと思っていました。

川本様:実はimmedio Formsのお話を聞く前に、たまたま同じようなサービスの話を聞いていたんです。しかし、その打ち合わせを通じて、弊社の展示会のオペレーションがある程度固まっていたことにより、柔軟性のあるサービスでないと導入検討までは進めない状況だという認識を持ちました。

そこから改めて自社に必要な機能についての社内検討が進んだタイミングでのimmedio Formsのご紹介だったので、まさにベストタイミングでした。

サービスのご紹介では、この機能が欲しい!と思っていた機能が搭載されていたので、弊社にとってはまさに求めていたサービスと出会えた印象です。

ー immedio導入前の期待値とずれはなかったか

瀧口様:期待していた通りの成果が得られたと思っています。展示会において、今まで手を動かしていた顧客情報の入力部分がシステム化できたので、現場負荷が下がりメンバーも喜んでいます。

また、終わった後のCRMへの入れ込みやメールの配信など、今までは展示会から一週間かかっていたフローが即日対応できるようになったので、かなり事業スピードが上がった実感があります。

今までのように展示会が終わってから一週間後に架電していると、イベント自体の記憶がある方は多いのですが、そこで出会ったサービスのことを覚えている方は少ないものです。

immedio Formsの導入によって展示会が終わった次の日から架電ができる体制が整ったことにより、お客様との出会いから次のアプローチまでの期間が短縮でき、サービスのことを覚えてもらえている確率が上がっているので、架電した際のリアクションも良くなっているように思えます。

川本様:以前はヒアリングシートをPDF化して保管していたので、架電時に一つ一つのファイルを探しに行く必要がありました。今はデータ化された上で架電するので、ステータス管理の精度も上がり、展示会1ヶ月後のアポが増えている印象を受けています。リードの有効期間が増えていると分析しています。

ー 今後のimmedioに期待することや機能改善のご要望があれば教えてください

川本様:顧客属性ごとにお礼メールを出し分けるなど、アプローチの柔軟性が上がると嬉しいです。

例えば、「日程調整に至っていない顧客」に対しては日程調整のURLをつけないようするなどの出し分けができるとメモの記載内容も減るので、より社内のコミュニケーション工数が減りそうです。


ー ありがとうございます。分岐の設定ができるような開発はぜひ進めたいと思います。

瀧口様:あとは細かい話ですが、1日の商談の設定上限を決めることはできるのでしょうか?我々二人が月に100商談ほど対応しており、スケジュールが常に埋まっている状況なので、アポ設定の上限数が制限できると助かります。

ー そういったお声を頂くことも多いので、今後の開発に反映していきたいと思います。貴社のお声から新機能の開発もいくつか生まれているので、このようなフィードバックは大変ありがたいです。

瀧口様:大変助かります。このような機能要望を出した際にすぐに開発に動いていただけるのも貴社を選んで良かったと思うポイントです。引き続きよろしくお願いいたします。

 

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商談のとりこぼしをなくし、受注を伸ばす immedio