顧客体験の改善と商談数の増加を目的にimmedioを導入。自動リサーチ機能で営業の生産性も向上。
- インバウンドリードの流入数が頭打ちとなり、商談化率の向上が求められていた。
- 既存ツールではフォーム入力の二重対応が必要で、顧客体験に課題があった。
- 営業チームでの企業リサーチや情報収集に時間がかかり、生産性が低下していた。
- フォーム送信後のスムーズな日程調整により、顧客体験を改善し商談数が増加した。
- AIリサーチ機能により企業情報の取得が自動化され、営業準備の工数を削減できた。
- Slack通知などの自動連携により情報共有が迅速化し、チーム全体の営業効率が向上した。
スタートアップ×人材のマッチングプラットフォームとしてマルチプロダクトを展開。
はじめに若山さんのお役割について教えて下さい。
若山様:採用企業向けの事業領域においてオンライン完結型リファレンスチェックツール「HERP Trust」の事業責任者をしています。
HERPはスタートアップ市場における企業と求職者のマッチングを軸としており、2018年にHireをリリースして以降、HERP Careers、HERP Trust、ジョブミルとマルチプロダクトで事業を展開しています。
各事業における主要ターゲットや注力領域を教えて下さい。
採用企業向けの事業領域においては、デジタル人材を採用している企業様をターゲットとしており、特にスタートアップ企業群を主要ターゲットとしています。プロダクト横断で注力している領域はスタートアップマーケットにおける企業と求職者のマッチングです。

人材紹介領域にも取り組まれているのでしょうか?
試験的にHERP Careersにアクセスされた求職者様に企業をご紹介する動きも行っていますが、どちらかというとジョブミルにおいて人材紹介会社様との接点があるので、 人材紹介会社様の求職者様と企業がマッチングできる機会を創出していくことを想定しています。すでにジョブミルを契約されている人材紹介会社様ですと、HERP Hireを使っている企業の求人にアクセスできる仕組みがあり、その企業と契約していない場合も、推薦できるようになっています。今後も、人材紹介会社と企業をつなぐ動きを進めて行く予定です。
若山さんは元々HERP Hireのマーケティング専任であられたと思いますが、HERP Trustの責任者になられたのはどのような背景があるのでしょうか。
若山様:HERP Hireのマーケティング担当として、新しい受注チャネルを開拓するために、部門横断のプロジェクトを推進していました。その中で、事業開発としての取り組みや成果を評価され、HERP Trustの事業責任者としての機会をいただくことになりました。
HERPの全体戦略の中で、求職者の体験をいかに良くできるかはポイントとなっており、HERP Trustを通じて対企業側だけでなく、求職者側にとって良いリファレンスチェックの形をつくれるようアップデートしていきたいと考えています。
浜田:弊社でも採用にHERP Trustを活用しています。候補者の懸念点がわかるだけではなく、転職にあたって候補者側が気にしているポイントがクリアになる点がとても助かっています。面接の中で候補者がチームの雰囲気を気にしていると分かった際に、面接官以外と面談する機会を設けるなど、実施して良かったと思うタイミングが多々ありました。
直近、マルチプロダクト化を進められていますが、リーンな組織で回していくのは難しいのではないでしょうか?
直近いろんなプロダクトが立ち上がってくるタイミングで、難しさを感じている場面もあります。一方でマルチプロダクト化したからこそ、既存のHERP Hireのお取引企業様から別のプロダクトの問い合わせがありクロスセルが進むなど、 今までできてこなかったことが少しずつ進んでいる感覚があり、全社の進捗につながっていると実感しています。今後も組織の体制構築を進め、マルチプロダクト化を推進させていきます。
インバウンドの商談数増加、営業の生産性向上を目的にimmedioを導入。
immedio導入のきっかけを教えて下さい。
若山様:直接のきっかけとなったのはHERP Hireのインバウンドリードの伸びが頭打ちになってきた点です。LP経由でのインバウンドリードの流入数が伸びにくくなり、劇的にリードを伸ばすことが難しくなりました。そのため、入ってきたリードからの商談化率を高め、インサイドセールスの生産性を向上させるためにimmedioの導入を決めました。当時、他社の日程調整ツールを利用していたのですが、コンバージョン後に同じ情報を入力する必要があり、顧客体験の改善余地があると考えました。
immedioであれば、フォームコンバージョン後であっても入力不要で最適な商談日程を選択することができ、より良い顧客体験を提供できると考え切り替えました。
モーダル表示で商談数も増加。AI顧客リサーチ機能で営業の生産性が向上。
導入後の効果はいかがでしたか?
若山様:immedioでは様々な機能を利用しているのですが、LP再訪者に対してimmedioの日程候補を表示して商談獲得できる機能も活用し、商談数を増加できています。
営業生産性の観点では、HERP Trustのチームで、AI顧客リサーチ機能やSlack通知が生産性向上につながっている実感があります。導入前は生成AIで企業情報等を調べてまとめていたのですが、現状はimmedioのリサーチ機能でほぼ代替できています。またimmedioのSlack通知は情報が網羅的でどのフォーム経由で商談設定されたかなど細かい情報まで見れる点がとても良いなと思ってます。
導入後のサポート体制はいかがでしたか?
若山様:対象ページにimmedioタグを設置するなどありましたが、浜田さん含めカスタマーサクセス担当者の方に適切に対応いただきスムーズに導入できました。
また導入後、定期的にどういうフォームやタイミングでどれぐらいの件数を獲得できているかの数値をモニタリングして共有してもらっていて、直接数字が大幅に向上したわけではありませんが、マーケティング施策の改善にも参考になっているため、利用価値を感じています。
他社のツールと比べて管理画面の使いやすさはどうですか?
若山様:とても使いやすいと感じています。特に複数の条件を設定し色々な組み合わせで面談設定するような場面で使いやすいと感じました。

導入から1年半。immedioの開発スピードの速さを実感。
昨年導入いただいてからのimmedioの変化はいかがでしょうか?
若山様:開発スピードは非常に早い印象があります。私がアイデアベースで提案した内容もすぐに実装してくださっているので開発力の高さを感じています。
管理画面もどんどんできることが増えて、UIも分かりやすくアップデートされている感覚を日々感じており、スピーディーにアップデートされているプロダクトという印象がありますね。
浜田:ありがとうございます。ウェブ再訪機能も若山さんから提案いただき実装して、他の企業様にも活用いただき、商談化率が上がっていると聞いています。色々とフィードバックをいただき、我々としても助かっております。引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社HERP様ありがとうございました。
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