株式会社HANDICAP CLOUD

営業時間外の対応をimmedioで自動化。面談設定の2割がimmedioから流入し、面接確定率も他チャネルより1.2倍高い結果に。

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課題
  • 業務時間外(16時以降〜夜間・休日)の問い合わせに対応できず、リード取りこぼしが発生していた。
  • 人材紹介・就労支援・サテライトオフィスの複数事業における条件分岐が複雑で、対応の効率化が難しかった。
  • 電話ベースの面談調整に時間と工数がかかり、休日明けの初期対応が逼迫していた。
効果
  • 面談設定の約2割をimmedio経由で自動化し、担当者1名分の稼働を代替できた。
  • 営業時間外や休日のリードを逃さず商談化でき、架電遅延による機会損失を防止できた。
  • 自動予約経由の求職者は温度感が高く、面接確定率が他チャネル比1.2倍に向上した。

障害者総合求人サイト「障害者雇用バンク」を運営、近年は周辺領域の事業も展開。

松井様のお役割について教えて株式会社 HANDICAP CLOUD様がimmedioを導入。障害者雇用支援サービス『障害者雇用バンク』を含む複数プロダクトのWeb発信体制を刷新し、採用・定着・管理を一気通貫で支えるクラウドを効果的に表現された導入事例をご紹介します。下さい。

経営企画部のマネージャーとして、マーケティング含めて幅広い領域に関わらせていただいております。経営企画室は2年ほど前に立ち上がった部署で、その前からマーケティングに関わっておりました。これまではマーケティング以外にも採用や営業など幅広い業務に携わってきました。

経営企画部 マネージャー 松井 聡希様

事業内容を教えて下さい。

弊社は障害者雇用領域で事業を展開しています。メイン事業である障害者総合求人サイト「障害者雇用バンク」を始め、障害者向けサテライトオフィス「エラビバ サテライトオフィス」、障害福祉サービス「エラビバ 就労移行」と近年では人材以外の周辺領域にもサービスを広げています。

障害者雇用領域でサービス展開された背景を教えて下さい。

元々弊社は人材派遣をメインに行っていました。弊社が掲げているミッション「社会課題を解決してインフラサービスを創る」を実現するための新規事業として上がってきた中の一つが障害者雇用領域でした。

日本には障害をお持ちの方が950万人ほどおり、その内働いている方は45万人で5%ほど。とてもアンバランスな状態で少子高齢化が叫ばれる中で、障害者の就労が社会課題として深刻に感じました。その中で立ち上がったのが「障害者雇用バンク」になります。一方で、事業を展開する中で感じた課題が求職者側、企業側、それぞれの課題です。

950万人の障害者の内、約半数は精神障害をお持ちの方で20代30代の割合が多く、残りの半数は身体障害をお持ち方で高齢者の割合が多く、働ける可能性の高い方々は前者になります。ただ、企業側は精神障害という目に見えない障害のため、どういうサポート体制が必要なのかわからない。求職者側は体調面から洗濯や掃除、入浴など生活の基礎がままならない方が多いという課題がわかりました。

その課題を解決するために、企業側には弊社のサテライトオフィスを利用いただくことで障害者雇用のノウハウを溜めてもらい、求職者側は就労移行で就職に向けたトレーニング施設に通い、まずは働くための生活の基礎を整えてもらうことでより働ける人を増やしたいと考え、周辺領域の事業を始めました。

今、松井様が担当しているマーケティングのお取り組みを教えて下さい。

求職者側の集客をメインに、オーガニック、アフィリエイト、有料広告の施策推進を行っています。2019年に立ち上げたサービスで障害領域では後発なのですが、有名タレントの起用やスポーツチームのスポンサーになることで認知を高めています。

どれぐらいの規模感の企業様とのお取引が多いですか?

規模感でいうと中小企業規模の企業が多く、中でも障害者雇用を企業課題として認識され始める100~300名規模の企業様や拡張時期に入られる500~1000名規模の企業様が多いです。

1000名以上になると自社で障害者雇用のノウハウ、実績をお持ちで特例子会社を設立されている場合が多く、その手前で障害者雇用を始めないといけないがどうすればいいのかわからないという企業様がメインターゲットとなります。その企業様のご状況に応じて、障害者雇用の伴走支援を行っています。

業務時間外の取りこぼしをなくし、コンバージョン後の工程を改善させるためにimmedioを導入。

どういうきっかけでimmedioを導入しましたか?

元々は役員の田中がimmedio代表の浜田様の知り合いでその接点で紹介をいただきました。ビジネスモデル上、コンバージョンしただけでは売上にはつながらず、その後いかにオフラインで接点を持ち、企業様への紹介や就労移行の支援に繋げられるかが課題でした。

顕在化していた課題として、日程調整を行う担当の稼働が9時から16時のため、16時以降の業務時間外のお問合せにアプローチできていませんでした。転職を考えている方は日中働かれているため、夜間のお問合せが多くなります。お問合せいただいた時点で即座にアプローチできれば良いと考えていたため、業務時間外のリード対応を自動化できるimmedioの導入を決めました。

導入に当たっての障壁はありましたか?

弊社の場合、人材紹介事業と合わせて、サテライトオフィス、就労移行と3つの事業を展開しています。その方の居住地や障害種別などによって最適なサービスを提案する必要があり、その複雑な条件分岐をimmedioで実現できるのか不安でした。結果としては、想定以上にスムーズに導入することができ、非常に使いやすかったです。

営業時間外の対応をimmedioで自動化。面談設定の2割がimmedioから流入導入後の効果はいかがでしょうか?

導入後は、面談設定数の20%をimmedio経由で自動で取れています。この数値は、ほぼ一人の社員の稼働数と同様であり、その多くが業務時間外や土日のリードでして取りこぼしが減り、満足しています。特に土日や連休のリード獲得を自動化できた影響が大きく、今までは担当が連休明けの初期対応に忙殺され、新規登録者への架電が遅れてしまうことがありました。immedioの導入により、面談が自動で日程調整されたことで架電が遅くなることも減りました。

immedio経由の求職者に特徴はありますか?

ご自身で面談予約を希望されているため、転職の温度感が高い方が多いです。また、ご登録と同時に面談のご予約が確定するため、電話でのやり取りや面談日程の調整なども省けるため、ご登録いただいた月内に企業様との面接が確定する方の割合は、通常のフローより20%ほど高く、早期でのご支援に繋がっていると感じております。

多拠点化に伴う、より使いやすい条件分岐の実現にも期待。

immedioを活用して感じている課題があれば教えて下さい。

松井様:1つだけ課題としてあるのが、一定の面談キャンセルが出てしまう点です。架電して面談を獲得した方に比べると、やはり直接コミュニケーションを取っていない分、キャンセルのしやすさもあるのかなと考えています。

浜田:キャンセル率を下げることは、私どもも取り組んでいきたいテーマです。今すぐできることでいうと、メールのリマインドが今は1回だけなのでこちらを2回、面談の1時間前など複数回設定することで改善できる可能性があります。併せて、SMSやLINEなどでもリマインド通知を送れるように開発を進めて参ります。

松井様:弊社でもサービス開始当初、前日にリマインドのお電話を行うことで成果改善につながったことがあり、複数回のリマインド設定を検討します。一方でメールでのリマインド通知ですと、転職活動をされている方は複数の媒体に登録されているため埋もれやすく、LINEほど気軽でなく埋もれにくいSMSでのリマインド通知が実現されると助かります。
※SMSリマインド機能につきましてはすでに実装されました。

最後に、今後のimmedioに期待する機能やサービスを教えて下さい。

今後、就労移行やサテライトオフィスは多拠点化を計画しており、各拠点ごとの集客が必要になってきます。その中で登録いただいた方の地域、ご年齢などの複数条件を組み合わせてモーダルを表示することがさらに多くなる予定です。そのような場合に、条件分岐設定がより設定しやすくなることを期待しています。

株式会社HANDICAP CLOUD様ありがとうございました。

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