製造業品質の技術を生かし、大きく3つの事業を展開。

まずはじめに銀山様と野村様の部署や役割について教えてください。

銀山様:私は営業ソリューション本部の見込み顧客の管理、商談管理を行う営業推進部に所属しています。業務内容としては、展示会で獲得した名刺をSalesforceに取り込んで、そこから掘り起こしなどを行て営業に引き渡すまでのプロセスを担当しています。

野村様:新規事業の立ち上げを担当するマーケティング本部ビジネス企画部に所属しています。展示会の計画や運営のサポート、MAツールの運営なども行っています。

貴社の事業概要についても教えていただけますか。

野村様:弊社の事業は製造業の現場で培ってきた技術やノウハウを活用したIoTソリューション、基幹システムに携わる事業であるビジネスDX、自社製品の問い合わせ対応やシステムの運用支援などを行うサービスビジネスといった大きく分けて3つに分かれており、その中でも私たちはIoTソリューション事業に携わっております。
IoTソリューションの中には物流、交通、畜産の主力3分野があり、それぞれにプロダクトオーナーがついて、定期的に事業レビューを行っています。

どのような組織体制を取られているのでしょうか。

野村様:営業についてはソリューション別に分業体制を敷いており、マーケティング部に関しては部署横断的に担当しています。
マーケティング本部のKPIとしては基本的に獲得リード数の部分を見ていますが、直近ではその中でも受注につながるリードの獲得に注力しています。
それに伴い、展示会でも、以前は獲得リード数を目的としてコンパニオンを起用していましたが、直近は自社の社員がきちんと説明をして、質のいいリードを獲得するという体制を取っています。

集客チャネルの比率について教えてください。

野村様:展示会が主な獲得チャネルにはなりますが、その他にもホームページやウェビナー、自社イベントも積極的に行っています。展示会はテーマごとに、バス停ソリューションであれば自治体向け、その他畜産系、物流系という形で分かれて出展しています。

ありがとうございます。今後の出展についてはどのように計画していますか。

野村様:製品ごとに戦略は異なっています。物流に関してはブース装飾にコンセプトをもたせ、積極的に展示会へ出展をしています。バス停ソリューションは展示会というよりはナーチャリング施策に注力していますね。畜産についても同様です。

名刺集計に1ヶ月要していたのがimmedio Formsで即日に。商談率もimmedio Forms経由が最も良い結果に。

immedio導入の経緯や導入を検討する上での懸念点をお伺いしたいです。

野村様:以前からアンケートツールは利用していたのですが、契約更新のタイミングで他のツールの情報収集を行った際に、貴社のホームページを見つけ、immedio Formsについて知りました。
色々なツールを見ていく中で、導入検討時の７つのポイントがありまして、その1つがSalesforceとの連携です。それに加えて、OCR精度・入力方式・データベース機能・価格・入力やデータ化等をオンラインで完結できるか・サポート体制の充実といった観点から検討しました。
それを踏まえて、immedio Formsをトライアルで利用させていただいた際に、Salesforce連携が可能な点と他社のツールよりも費用対効果が高い点、OCRの部分やサポート体制の充実という点が導入の決め手になりました。

ありがとうございます。実際に導入されてみての所感や成果はいかがでしょうか。

野村様:導入当初はOCRの精度に課題はありましたが、フィードバックを重ねるにつれ改善していただき、AIが搭載されたことでほとんど気にならなくなりました。

銀山様:以前利用していたツールではデータ処理に相当な時間がかかっており、集計に1か月以上かかっていましたが、immedio Formsはデータ処理が非常に速いため、当日に集計ができるようになり、結果として営業の初動スピードも1週間近く早くなりました。
また、OCRも自分のスマホでできるようになったので現場の入力負担も下がりましたし、顧客のアンケート作成時間が1フォーム当たり3時間から1時間になりました。
商談化率に関してもimmedio Formsのアンケートを利用した時のものが一番高かったため、具体的な成果にも繋がっています。

サポート体制に関してはいかがでしょうか。

銀山様:レスポンスが早く、細かい依頼や機能改善要望もすぐに反映してもらえるのでとてもありがたいですね。撮影した名刺を回転できるようにしたり、拡大できるようにして欲しいという要望もすぐ反映していただきました。

最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。

銀山様:Salesforceの連携の部分をよりリッチにしていただけると、私が今行っている作業が相当削減されると思うので、非常に助かります。もう1つ要望としては、AIが売り上げ規模や役職などのデータを用いて名刺のランク付けを行ってくれる機能があれば、人が主観でランクを付けるよりも精度が安定し、業務がより効率化され、商談化率も上がると思うのでぜひ実装していただきたいですね。

野村様:AI活用の幅がより広がると良いなと感じています。アンケートの設問に載っていない部分の会話をAIを使って文字起こししてメモができるようになれば、メモのスピードも速くなるのかなと感じています。他にも、展示会を分析してもらい、各展示会の費用対効果を算出してくれる機能があればありがたいです。

株式会社YEデジタル様ありがとうございました。