immedioで商談の自動獲得とISの生産性向上を実現。お客様の温度感の可視化によって、高精度なアプローチにも寄与。
- 他社の日程調整ツールでは利用規模拡大に伴い、オペレーションコストが増大。
- MQLの質に課題があり、優先度付けが難しかった。
- 顧客属性に応じた柔軟な商談差配ができず、ISのアプローチ精度に限界があった。
- 日程調整や商談差配の効率化により、オペレーションコストを削減。
- 外部連携の柔軟性向上により、顧客属性別の適切な差配が可能に。
- 資料閲覧データの活用で商談シグナルを検知し、温度感の高い顧客への高精度アプローチを実現。
「freee会計」や「freee人事労務」などのSaaSプロダクトを中心に、スモールビジネス向けの統合型クラウドERPを提供。

お二人のお役割について教えてください。
萬田様:ビジネス全体のオペレーション管理を行うビジネス基盤本部のIT推進部に所属しています。主な業務内容としては、マーケティング系やセールス系のITツールなど、Revenue Opsに関するツール全般のオペレーション構築や統制、ITツール導入・実装をプロダクト横断で行っています。
菅野様:私はマーケティング部に所属しており、freee会計をはじめとした会計領域のプロダクトのマーケティングを担当しています。主なミッションとしては、freee会計が今後も成長を続けていくための構造づくりを担っており、その中で萬田と連携しながらimmedioを業務内で活用しています。
事業概要についても教えてください。
萬田様:freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、2012年にサービス提供を開始しました。主に、スモールビジネス向けに統合型経営プラットフォームとしてフロントオフィスからバックオフィスまでカバーするサービス群を、「freee会計」や「freee人事労務」などのSaaSプロダクトを中心に展開しています。
私たちの強みは、単なる会計や労務の自動化にとどまらず、それらを統合することで、業務横断的な経営の効率化や可視化を実現できる点にあります。また、外部サービスとも連携するオープンプラットフォームとして、多様なビジネスニーズにも対応できる設計となっています。

immedioで商談の自動獲得とISの生産性向上を実現。お客様の温度感の可視化によって、高精度なアプローチにも寄与。
immedioを導入するに至った経緯を教えてください。
萬田様:immedioを導入する以前から他社の日程調整ツールを利用していました。弊社の利用規模が拡大した結果ビジネスニーズに合わず、オペレーションコストが増大するなどの状況に課題感があったため、製品比較を始めた中でimmedioのことを知りました。実際に話を聞いてみて、フォームと連動したフローチャート機能を中心とした他の日程調整ツールにはない機能や、ETLツールなど外部連携の柔軟性であったり、アカウント管理のやりやすさが決め手で導入を決めました。
immedioを実際に導入されてみての所感や成果はいかがでしょうか。
萬田様:現場からは、以前利用していた日程調整ツールで生じていた課題が解消されて、オペレーションも効率化されたので、コストが削減されたという声を受けています。特に、商談の差配の部分で顧客の属性に応じた柔軟な振り分けが可能になったので、システム的にも評判が良く、以前まで発生していたトラブルも生じなくなりました。
担当CSの方からも手厚くサポートしていただいたので、スムーズにリプレイスすることができました。
今後の展望としては現在まだ導入できていない事業にも展開していきたいと思っています。
資料トラッキングもできる「immedio Box」も導入いただいたのはどういった背景からでしょうか。
菅野様:月次定例の際に萬田が、担当CSの方からご紹介いただき、その内容を共有してもらったのがきっかけです。今までは資料トラッキングツールは利用しておらず、MAツールの機能でアクティビティを連携する程度でした。ただ、アクティビティのみだと明確な効果はなく、MQLの質という点も課題感がありました。その中で、immedio Boxは導入コストも比較的リーズナブルだったので、導入を決めました。

immedio Boxを導入してみて、利用した所感としてはいかがでしょうか。
萬田様:施策の実行数はそれほど多くはないですが、架電オペレーション周りの生産性は、明確に改善されています。現在は主に一括配信のメール上にimmedio Boxのリンクを載せていますが、今後は、インサイドセールスが送る1to1メールでの活用も検討しています。
菅野様:現在はホワイトペーパーの施策でimmedio Boxを利用しています。これまでは配信するメルマガに、ホワイトペーパーのダウンロードに誘導するフォームを設置していました。施策を実施してみた結果として、immedio Boxを利用せずにフォームを通過させた場合と、immedio Boxを使用した場合の、商談獲得成果で差分はほとんど生まれず、むしろ顧客体験を良くした上でスムーズな架電アプローチと商談獲得に繋がりました。このことから、フォームやLPを用意する工数を省略でき、MQLと商談の数があまり変わらないのであれば、immedio Boxの方が良いので、今後はさらに活用を進めていきたいと思っています。
今まではお客様がホワイトペーパーを閲覧するまでに3回ほどアクションが必要だったのが1回になるので、お客様の体験としても非常に良いと感じています。
ISからも、資料の閲覧時間と到達ページで一定のルールを設け、商談シグナルを検知できるようになったことで、温度感が本当に高いお客様を見分けられるようになり非常に良いというフィードバックを受けています。資料を閲覧していただいた方の温度感を正確に捉えられるようになったことで、アプローチの精度自体も向上したと思います。
現在は、ホワイトペーパーの再活用に留まっているので、immedio Box用の新しいコンテンツの作成であったり、インバウンド文脈での活用などにも取り組んでいきたいです。
最後に今後、immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。
菅野様:セミナー動画の対応を今後行っていただければと思っていましたが、もう既に実装済みで開発スピードに驚きました。
萬田様:システム構築を行う側からは、外部サービス連携の柔軟性がさらに高まると良いなと思っています。あとは、アカウントの権限がさらに細分化されれば管理・オペレーション構築がやりやすくなるので、ぜひ開発を進めていただきたいです。

フリー株式会社様ありがとうございました。
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