インバウンド工数を大幅に削減。マーケティングイネーブルメントの一環を担うツールとしても貢献。
- 資料請求後のオファーメール作成と送付に月10時間以上の工数がかかっていた。
- 営業リソースが1名のみで、リード対応と商談獲得を両立するのが困難だった。
- 既存の日程調整ツールではアポイント獲得まで自動化できず、効率化に限界があった。
- アポ調整メールの送付数が半減し、営業工数を大幅に削減。
- 温度感の高いリードが自動で商談設定され、対応スピードと成約効率が向上。
- 商談獲得プロセスの自動化により、マーケティングイネーブルメントの基盤として機能。
オンライン試験サービス「スマート入試」を海外展開含め、幅広い領域で展開。
まずはじめに蛭子様の役割や普段の業務内容について教えてください。
ビジネスディベロップメント部の部長として新規事業全般の統括を主に担当しています。
その中でも特に私が注力しているのは、「スマート入試」という3年ほど前に立ち上げた事業になります。
当初は、マーケティングからセールス、カスタマーサクセス、契約締結などの事務作業まですべて一人で行っていましたが、現在はビジネスグロースに向けてマーケティングとセールス、システム開発に取り組んでいます。
弊社は資格検定自体を運営する企業として始まりました。全国の教育機関や職業訓練機関を中心に導入していただいていましたが、BtoCへ事業を拡大していくなかで各地域での試験会場の選定確保や試験監督の配置に手間取ることが増えていきました。それと同時にコロナ禍となり、オンライン試験の仕組みを整えたいという話が社内であったことが「スマート入試」を開発するきっかけとなりました。そこで現在社長を務めている瀧澤と二人三脚で開発を進めると同時に特許も出願しました。
「スマート入試」のターゲット層について教えてください。
学校法人様をはじめ、民間法人、検定協会、学会などの幅広い領域でご利用いただいております。
「スマート入試」というサービス名称はブランディングの要素も持たせており、試験の中でも一番厳格な入試でデファクトを取ることができれば他の試験にも応用できるイメージを持っていました。
また、海外の方の採用を目的にしている日本の法人や大学に対して販売するという形で海外への展開も一部取り組んでいます。この背景には、日本の競争力が国際的に低下する中で、オンラインで受験が可能になることで優秀な留学生や外国人の方を獲得したいというニーズがあり、大学や企業を中心に海外への展開を目的としても導入頂いています。
「スマート入試」の特徴として、従来は実施が難しかった手書き式試験のオンライン実施が可能という点があります。それにより、微分積分など解答に記号や図形を必要とする数学の問題や答えよりも思考プロセスを重視する試験などでも不正なく評価することが可能となりました。
採用では、面接はオンラインが当たり前になりつつあります。その中で採用試験だけのために来てもらうのもスマートではないので、コロナ後であっても企業の試験ニーズは根強くあります。
今後のターゲットセグメントはありますでしょうか。
収益の観点ではエンタープライズ企業が良いという部分はありますが、私どもと同じ中小企業のお客様でも十分に価値を発揮できるプロダクトと考えています。採用は妥協したくないと考える企業様が多い中で、人材の質を落とさずに間口を広げることが可能という点で弊社のプロダクトはお役に立てていると実感しています。我々も中小企業ですので、中小企業のお客様のお役に立ちたいという想いもあり、1人から利用できるように利用ハードルを下げています。
今後の事業展開について教えてください。
マーケティングに関しては費用対効果を見ながら慎重に進めており、集中的な予算投下はまだ先の予定です。市場自体が未成熟という背景もあり、プロダクトの商品力の向上や市場の整理を行った上で焦りすぎずに進めていきたいと考えています。
プロダクトの方向性に関しては個別のシステム開発案件の受託も可能になってきました。「スマート入試」の認知拡大とともにEdTech企業として一歩ずつ信頼を積み上げ、着実に事業を成長させていきたいです。
マーケティングに関しては費用対効果を見ながら慎重に進めており、集中的な予算投下はまだ先の予定です。市場自体が未成熟という背景もあり、プロダクトの商品力の向上や市場の整理を行った上で焦りすぎずに進めていきたいと考えています。
プロダクトの方向性に関しては個別のシステム開発案件の受託も可能になってきました。「スマート入試」の認知拡大とともにEdTech企業として一歩ずつ信頼を積み上げ、着実に事業を成長させていきたいです。

インバウンド工数を大幅に半減。マーケティングイネーブルの一環を担うツールとしても貢献。
immedio導入の経緯や導入を検討する上での懸念点をお伺いしたいです。
導入以前は他社の日程調整ツールを利用していましたが、 資料請求をしていただいたお客様に対して、オファーメールを作成して送付するのに月当たり10時間程度の工数がかかってしまい、効率化できていないという課題感がありました。新規事業でかつ、リソースが私自身1人しかいない状況下で工数を減らしながらもリードを逃さない方法を探していたところ、単なる日程調整ツールではなく、アポイント獲得ツールというコンセプトのimmedioをウェブで検索して知り、私自身のニーズと合致していたことから導入を決めました。
実際に導入されてみての所感や成果はいかがでしょうか。
SaaSプロダクトをいくつも利用していますが、その中でもCSのサポートが1番手厚い印象があります。GTM上のタグ設置を画面共有しながら一緒にやってもらうなど、immedio導入はかなりスムーズに進みました。導入後の効果としてはアポ調整メールの送付数が導入以前と比べて半分以下になり、営業工数を大幅に削減できました。温度感が高いお客様は自動で商談設定までしてもらえるので楽ですし、お客様にとってもメールでやり取りする手間が減るので双方にとって良い環境構築ができたと思います。
immedioを導入するまでは、マルチタスクの中で、個別最適化したメールの作成には一定の工数を要しておりましたが、この部分がある程度自動化されたことで、より迅速かつスムーズな対応が可能になりました。マーケティングイネーブルメントの一環を担うツールとして重宝しています。
最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。
弊社の営業ではDSRを採用しているので、immedio Boxに期待しています。
immedio Boxの開発の要望としては、外部のツールからの移行が簡単にできるようになったりとセキュリティレベルを企業の特性に応じて段階的に変更できるとより良いと考えています。また、その中で受注においてキーマンとなる方が閲覧しているかも確認ができるとより見込みを立てやすいので搭載していただけると嬉しいです。

株式会社サーティファイ様ありがとうございました。
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