エレクター株式会社

immedio Forms導入により、2週間近くかかっていた展示会御礼メールの即日配信が可能に。情報入力の平準化にも成功。

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課題
  • 展示会で取得した名刺を手入力しており、御礼メール送信まで1〜2週間かかっていた。
  • 名刺スキャンサービスの精度やコストが課題で、継続的な活用に至っていなかった。
  • 担当者ごとにメモや入力内容にばらつきがあり、営業アプローチの質が均一化できていなかった。
効果
  • 御礼メールの即日配信が可能になり、展示会後のフォロー対応スピードが大幅に向上した。
  • 必須項目設定により入力内容が平準化され、営業活動の一貫性が強化された。
  • 操作性とサポート品質の高さにより、社内への定着がスムーズに進み、現場運用が安定化した。
エレクター株式会社 峰様、大原様、松岡様

​収納や保管、搬送を機能的に融合したワイヤーシェルフをはじめ、病院向けの配膳車や下膳車、物流向けパレットラックなどの製造・販売を手掛ける。

まずはじめに峰様、大原様、松岡様の所属されている部署の主なミッションや普段の業務内容について教えてください。

峰様:私は営業本部、戦略推進グループマネージャーを務めており、主に商品の販売企画、展示会対応、販売促進などの営業を支援するようなポジションを担当しております。

大原様:私は営業本部戦略推進グループに所属しており、クックチル、ニュークックチルと呼ばれる新調理法に対応した再加熱機器の導入を担当しております。
管理栄養士でもあり、エレクターの再加熱カートを導入していた病院での勤務経験があるので、製品だけでなくシステム導入のサポートを行うコンサルタントもしております。

松岡様:私は営業本部の中でもEC営業グループのマネージャーとして全社のデジタルマーケティングを担当しております。元々は広告などのデザイン会社にいたので、カタログ制作や展示会の運営に携わった後、MAの構築や設計などを提案しております。

貴社の事業概要についても教えてください。

峰様:弊社には長い歴史があります。もともとは「ふるさと」という飲食店から始まり、今の業態に至っています。
1964年にハワイに店舗を出した際に、ワイヤーシェルフに出会い、輸入販売を始めたのがきっかけです。その後ワイヤーシェルフを日本でライセンス生産。日本ではワイヤーシェルフにキャスターをつけたものが、病院で食事を運ぶ配膳車などへ発展していってます。そのようなことからものを載せたり、収納したり、収納したものを運ぶものに関わる商品が多いですね。
会社の種類は製造業ということになるのですが、海外の様々なブランドを仕入れて販売するような輸入商社のような動きもしているので、専門商社と自社開発の両側面を持っています。

松岡様:フードサービスに関わるお客様が多いですが、工場、理化学、物流、家庭用など幅広い業界の企業様とお付き合いがありますね。
他業種のお客様がいるからこそ景気の変動を受けにくいのも特徴で、コロナ禍で飲食の動きが悪くなった際にはECや物流が伸びたので、上手くポートフォリオのバランスが取れていると思います。

今後の事業展開やビジョンについても共有いただけますか。

峰様:これまでにない製品を開発してより市場開拓を進めていきたいです。
例えば、再加熱ワゴン「マルチサーブ」(https://www.erecta.co.jp/brand/multiserv.html)という製品は介護施設を中心に導入が増えています。
オープンな環境で食事を対面で提供できるなど従来の配膳車とも違うという特徴を推し出しており、今まで接点がなかったお客様を展示会で開拓することに成功しています。介護業界自体は慢性的な人手不足なので、業務効率化できるという観点で重宝いただいております。
商品ラインナップが豊富なことから、他にも多種多様な業界で弊社の製品が活用されてきているので、弊社に相談すれば必要なものが何でも揃うような利便性の高い会社という立ち位置を目指していきたいですね。

immedio Forms導入により、元々2週間近くかかっていた御礼メール送信が即日送信できるように変化。

immedio Formsを導入するに至った経緯を教えてください。

大原様:先程少し触れたマルチサーブを中心に展示会の出展が増えている中で、運用オペレーションの効率化が課題でした。今までは獲得した紙名刺の裏に付箋をはって、交換した日にちやメモを記録して、手入力でデータ化するというフローを2012年から行っておりました。
しかし、手で入力するとなると、名刺入力に時間がかかり、展示会を実施してから御礼メールを送る1~2週間後になるということもありました。
過去にもいくつか名刺スキャンのサービスを試しましたが、読み込み精度が低かったり、コストが高かったりと、継続導入までつながらず、悶々としていました。
そのタイミングで展示会にてimmedio Formsの存在を知り、お問い合わせさせていただきました。
類似サービスを2~3社比較しましたが、弊社の悩みをピンポイントに解決できるソリューションはimmedioFormsだけだったので、導入に踏み切りました。

実際に導入されてみての所感や成果はいかがでしょうか。

大原様:シンプルで誰でも簡単に使える印象でした。社内でimmedioを使ってもらう人たちに説明した際も、軽く説明するだけで直感的に使えていました。展示会に参加するメンバーは毎回入れ替わりがあり、固定ではないので、説明する手間が省けているのは非常にありがたかったです。

峰様:私からは操作性というよりもimmedioの皆さんの対応が印象に残っております。
新規のセクションを設けたり、名刺を取り込んだ向きの補正や拡大機能など、弊社のニーズを具現化してサービスを進化・改善させるスピードが早く、非常に驚きました。
immedio Formsをオペレーションに組み込んだことによる慣れや操作性の良さもありますが、要望に対して素早くアクションを起こして形にする姿勢は私自身、学ぶことがありました。

定量・定性で出された効果についても教えてください。

松岡様:従来のオペレーションだと1-2週間近くかかっていた、御礼メール送信が即日配信も可能になったことが大きいですね。以前と比較すると御礼メールの開封率も数%上がりました。複合的な要素もあると思いますが、スピード対応できるようになった結果が寄与していると思います。
また、過去のオペレーションだとメモ書きも人によっては詳細に記載する人とざっくり記載してくる方で差が出ていました。
immedio Formsで必須項目を設定することで、入力内容のばらつきがなくなり情報入力が平準化でき、その後の営業のアプローチが容易になったことも大きな成果です。

最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。

峰様:統計画面に折れ線や円グラフなどに出力できる機能があるとパワーポイントなどで作成する報告資料にそのまま貼り付けできるので非常に助かります。
また、各展示会ごとの名刺取得数の推移が分かると今後の改善などに活かせると思うので、アップデートに期待しています。

エレクター株式会社様ありがとうございました。

導入頂いたサービス

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