Guidable株式会社

顧客体験の向上で日程調整ツール経由での商談獲得数が倍増。商談の自動割り振りによる工数削減も実現。

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Guidable株式会社様の導入事例の画像
課題
  • 業種や地域によってフィールドセールスの受注率にばらつきがあり、最適な商談割り振りが難しかった。
  • 従来の日程調整ツールの読み込み速度が遅く、顧客体験に悪影響を及ぼしていた。
  • 商談獲得後に手動で日程調整・割り振りを行うため、毎週1時間以上の工数が発生していた。
効果
  • 日程調整ツール経由での自動商談獲得数が導入初月で倍増し、リード対応効率が大幅に向上。
  • 自動割り振りにより商談設定工数を削減し、他のマーケティング業務へリソースを再配分できるようになった。
  • 顧客体験(UX)の改善がリードの質・量の向上につながり、成果創出に直結する体制を確立した。

在留外国人向け求人サイト「Guidable Jobs」を運営。

松井様

まずはじめに松井様の役割や普段の業務内容について教えてください。

マーケティング戦略部にてマネージャーを務めております。主にクライアントマーケティングを担当しており、リード数の最大化をKPIとして設定しています。部の具体的な業務としては、リスティング広告やSEO対策を中心とした自社コンテンツの作成に加え、認知向上施策やウェビナーの企画・運営にも取り組んでおります。
マーケティング戦略部の体制としては、クライアントマーケティング側が私含め4名、ユーザーマーケティング側が社員3名が所属しており、それに加えてインターンがそれぞれ5名で全体で17人の組織となっています。

事業概要について教えてください。

「Guidable Jobs」という在留外国人向けの求人サイトをメイン事業としています。
近年、人手不足が加速しており、会社の倒産数も増加しているのに応じて、政府は、現行の技能実習制度を「育成就労制度」へ移行する方針を決定しており、新制度の導入後は、一定の条件のもとで外国人労働者が転職できる仕組みが整備される見込みです。これに加え、外国人採用の受け入れ拡大が国策として進められている背景や、在留外国人数が過去5年間で約60万人増加していることもあり、外国人就労市場は大きく活性化しています。
その中でも私たちの特徴は、身分系ビザという在留資格を保有している求職者が会員の半分以上を占めている点です。そのため、就労制限がなく、あらゆる業種への就業が可能な人材をご紹介できる点が強みです。
また、その他の事業としてGuidable Jobsで得たデータを活用したマーケティング支援も行っています。具体的には、外国人向け商品のプロモーション施策や、外国人市場に特化した市場調査支援など、幅広い形でご活用いただいております。

どういった業種の企業にて採用されていますか。

当社サービスの主なお客様は建設業、運輸業や飲食業の企業様です。
正社員採用にあたり、採用単価が高く、1名の稼働増加によって売上向上に直結する建設業や運輸業などの業界のお客様においては、半年に1名ペースでの採用を想定したご利用が中心となっています。
一方で、飲食業界のお客様の場合、各店舗において慢性的な人手不足が発生していることから、月に数十名単位での大量採用ニーズにも対応しており、業種や規模感によって様々な形でご利用いただいております。

現在の事業戦略や注力されているポイントについてお伺いしたいです。

今までは建設業や警備業のお客様を中心に拡大していましたが、他の競合企業でも同様に拡大されつつあり、今後は飲食店のエンタープライズ企業のお客様に対し、どれだけ多くの店舗でご利用いただけるかという点に注力していきたいです。特に、採用実績の事例を積み上げることで、他のフランチャイズチェーンや事業所への横展開も可能となるため、まずは大規模なお客様にご導入いただき、満足度を高めることが重要なポイントになると考えています。
それに応じてマーケティングの手法も変化させており、ウェブ側の施策のみではなく、展示会や顧問といったオフラインの施策にも積極的に取り組んでいます。
また、アポイント獲得の部分では、インサイドセールスのチーム編成をこまめに変えながら、最適な運用方法を日々模索しています。

今後の事業展開やビジョンについてどのようにお考えでしょうか。

私たちは「日本経済を、もっと多国籍に。」というミッションを掲げているので、外国人採用の成功体験を味わっていただき、まずはご利用いただけるお客様を増やしていきたいと思っています。また、将来的には「Guidable Jobs」で得たデータベースを活用し、外国人の方が日本に来たら必ず登録するプラットフォームを構築したいと思っています。

顧客体験の向上で商談獲得数が倍増。商談の自動割り振りによる工数削減も実現。

immedioを導入するに至った経緯を教えてください。

私たちは業種ごとのセグメントで攻めていく戦略を取っていたのですが、フィールドセールスの中でも業種や地域によって受注率の差が大きく、商談の適切な割り振りができていませんでした。そこの課題感を持っていた中で、immedioを紹介していただき、お問い合わせの時点でロジックに基づいた商談割り振りがある程度可能であるという部分に魅力を感じ、導入することを決めました。
また、導入以前から他社の日程調整ツールやチャットボットは利用していましたが、読み込み時間が長く、お客様の体験として良くない印象を持っていました。immedioではそういった部分を解決できると感じたことも大きな決め手のひとつでした。

実際に導入されてみての所感や成果はいかがでしょうか。

以前利用していた日程調整ツールでは月に数件ほど自動で獲得できており、immedioでも同様なイメージでした。しかし、利用を開始した初月で倍以上の件数を自動で獲得でき、顧客体験の向上がこれほどまでに成果に直結するのかと実感しました。
工数削減という観点でも、導入以前はインサイドセールスが商談を獲得した際は一度カレンダーを抑えた後に再度商談の割り振りを行っており、1週間あたり1時間の工数がかかっていました。immedioによってその部分が浮き、他のところにリソースを割くことができるようになったのは大きかったです。

最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。

ホットなリードを取り切るだけでなく、まだホットではないリードの意向を上げていく仕組みを構築できるツールになることを期待しています。
外国人採用という今後大きくなっていくマーケットにおいて、獲得したリードの最大化に加え、ホットではないリードの意向を上げることが重要になってくると思っています。immedioがより潜在顧客にも作用するツールになることを期待しています。
追加機能の要望としては、immedioとimmedio Formsの連携が複雑でやや工数がかかっているので、シームレスに連携できるようになるとより扱いやすいツールになると思っています。

Guidable株式会社様ありがとうございました。

導入頂いたサービス

immedioイメージ画像

導入頂いたサービス資料

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