インバウンドマーケティングに注力するタイミングで、immedioを導入。フォローアップの迅速化により商談率も倍増。
- アウトバウンド中心の営業体制ではリード対応が遅れ、商談化率の伸びに限界があった。
- インサイドセールス機能が未整備で、リードフォロー体制の構築が急務だった。
- 法務領域という商談獲得が難しい市場で、リード温度が下がる前に接点を持つ手段が不足していた。
- フォローアップの迅速化により商談化率が20%から40%へと倍増した。
- 月間12件の商談がimmedio経由で純増し、安定的なインバウンド商談創出が実現した。
- AIリサーチ機能の活用により、商談前準備の工数削減とリードタイム短縮を達成した。
弁護士・法務パーソン向けの検索エンジン「Legalscape(リーガルスケープ)」を提供。

まずはじめに津金澤様と金子様の部署や役割について教えてください。
津金澤様:COOとしてLegalscape(リーガルスケープ)事業の統括を行っています。ビジネス面では、利用者である事業会社と弁護士事務所、コンテンツなどを所有している出版社様と省庁の両側の開拓が主な業務です。
金子様:事業企画マネージャーという肩書ですが、直近はマーケティング部門を主に担当しており、リードジェネレーションに向き合っています。また、今後はマーケティング部門の中にインサイドセールスも含めていく方針なので、インサイドセールス業務も並行で行っています。
貴社の事業概況についても教えていただきたいです。
津金澤様:Legalscape(リーガルスケープ)は弁護士・法務パーソン向けの検索エンジンです。顧客領域としては主に企業法務と法律事務所になります。成長ペースとしては毎年100%以上の成長を達成することができています。コンテンツ側も提携出版社様が30社以上となり、法律家の実務におけるリサーチはLegalscape(リーガルスケープ)内で7-8割完了できるようになりました。現在、法務パーソンの3-4割の方に弊社のサービスをご利用いただいております。
大企業のお客様が多いと思うのですが、どのような戦略なのでしょうか。
津金澤様:法務領域は主要な五大法律事務所に利用していただき、そこから企業としては三菱商事様などのエンタープライズ企業に利用していただきました。
潮目が変わったのは、当社のAIが司法試験合格相当の成績を出したことです。それまでは弁護士や熟練した法務担当者の方以外は利用するのが難しいサービスという見られ方もあったのですが、AIを活用することにより必ずしも法務に精通している方でなくても利用できることを示せたので、利用者の層が広がり、法務部以外の部門で利用いただくことも増えました。そのため、現在はエンタープライズ企業だけでなく、まだ法務部が発足したばかりであったり、まだ法務部が創設されていない企業の方にも多くご利用いただいております。
ありがとうございます。Legalscape(リーガルスケープ)はリーガルリサーチの民主化を目的としたサービスという印象を受けました。
津金澤様:私たちは「法務DX」を1つのキーワードとしています。法律書は文量が多く、難解なものですが、非常に価値のあることが書かれています。テクノロジーを用いて法律書をデジタルベースにすることで、誰でも容易に利用できるようにすることが狙いです。その結果として出版社様への新たなキャッシュフローを生むことも業界への価値提供だと考えています。
続いて貴社の今後の戦略についても教えていただけますか。
津金澤様:当社としては法律実務の効率化を目標としています。LegalTechは混み合ったマーケットですが、大きく分けると業務を効率化するワークフローツールと法律の情報をデータベースにするツールの2つがあると考えています。法律情報のデータベース化において、当社はユニークな存在だと思っています。今後はそこにさまざまな付随機能をつけていくという形になります。

インバウンドに注力するタイミングで、immedioを導入。
フォローアップの迅速化により商談率も倍増。
immedio導入の経緯や導入を検討する上での懸念点をお伺いしたいです。
津金澤様:当時入社したCSメンバーからおすすめされたのがきっかけです。実際にimmedioさんに資料請求してすぐに電話がかかってきてびっくりしたのですが、そのスピード感が会社として信頼できるなと思いました。
導入当時は弊社にインサイドセールス機能がなかったので、代行会社に商談獲得を依頼してフィールドセールスに直接供給するという形でした。ただ、アウトバウンドマーケティングのみの状況に限界を感じており、インバウンドマーケティングにも力を入れていこうと考えていました。そこでimmedioの話を聞いた際に、オペレーション面でもインサイドセールス担当1人とimmedioのみで大丈夫というイメージは持っていました。
実際、その後のトライアルでも想定していた通りの結果が出たので導入させていただきました。
ありがとうございます。実際に導入されてみての所感や成果はいかがでしょうか。
津金澤様:法務領域での商談自動獲得は難しいのですが、導入前後でコンバージョンからの商談化率が20%から40%に増加しました。
金子様:商談数が月あたり12件immedio経由で純増していて、当社としては非常に価値を感じています。純増の要因としては、以前まではインサイドセールス専任の者がいなかったため、リードに対して即座に対応できていなかったところがimmedioで大幅に改善されたからだと考えています。
また、商談のリードタイムは測定できていませんが、商談まで・受注までが共に早くなっているという印象はあります。AIリサーチによって事前調査の質の向上と工数の削減ができているのも大きいですね。
インバウンドに注力されてから比較的早い段階で商談化できるようになった印象があるのですが、その要因についてお伺いしたいです。
津金澤様:業界内で著名な企業との共催セミナーをやっており、そこで興味を持っていただいた方から質の高いリードが入ってきています。ただ、今まではそのリードに対してタイムリーな対応ができず、先方の温度感が下がってしまっていたのですが、immedioを導入して即座にフォローアップができる体制にしたことが1つ大きな要因ですね。
最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。
金子様:非常に満足しています。期待していることとしては、より機能を活用できるように他社での活用事例をもっと聞ければ良いなと思います。immedioユーザー同士のつながりができるとより利用しやすいサービスになると思うので、ぜひユーザー会の企画もしていただきたいです。

AIリサーチ機能を日本で初搭載!リーガルリサーチプラットフォーム「Legalscape(リーガルスケープ)」をもっと知りたい方はこちらをご確認ください。
https://www.legalscape.jp/?utm_source=immedio
株式会社Legalscape様ありがとうございました。
導入頂いたサービス
導入頂いたサービス資料
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大企業からスタートアップまで様々な業種の企業にご活用いただいています。