「IS・マーケ・CSが共通で使える“資料起点の営業基盤”」HERPの事業成長を支えるimmedio Boxの活用法とは。
- ホットリードを即座に特定できず、インサイドセールスのアプローチ効率が低かった。
- 複数ツールで資料を管理していたため、最新バージョンの把握や共有が煩雑だった。
- マーケ・CS・IS間で共通の資料活用基盤がなく、情報連携が非効率だった。
- Salesforce連携による即時通知機能で「商談シグナル」を可視化し、迅速なアクションが可能になった。
- ルーム機能により、複数資料や動画を一括で共有でき、営業資料送付の手間を削減。
- 資料閲覧データをもとにマーケ施策の改善やCSのアップセル提案が容易になり、組織全体の生産性が向上。
優れたUI・UXや機能開発スピードの速さに期待し、immedio Boxを導入。

貴社事業とご自身の役割について教えてください。
HERP Careersは、IT・スタートアップ業界を中心に即戦力人材の採用支援を行う求人メディアで、私はその事業責任者を務めています。前職でBtoBセールス組織にいた経験から、営業の再現性やインサイドセールスの効率化には常に注力してきました。リファレンスチェックツール「HERP Trust」の事業責任者を務めていた際にはインサイドセールス部門の立ち上げや、マーケ・CS機能の横断的な改善を行っていました。
以前からトラッキングツールは利用されていたと聞きました。どのような課題感から利用を始めましたか?
インサイドセールスの生産性向上が一番大きな課題でした。ホットな見込み顧客をいかに見極めて、的確にアプローチできる仕組みを作ることが重要でした。そのためには、資料が誰に、どれだけ見られているかを可視化する必要がありました。また、マーケティング側では「資料ごとの閲覧率を比較し、コンテンツを改善していく」仕組みが必要でした。カスタマーサクセス担当にとっても、資料を介して機能案内やフォローができると運用が楽になると考え、運用を始めました。
immedio Box導入のきっかけと課題は何でしょうか?
もともとimmedioを利用しており、immedio Boxは、CSの方から提案を受けて知りました。当時は類似サービスを利用しており、大きな不満はありませんでしたが、動作の重さや、外部ツールとの連携のしにくさに多少の課題は感じていました。immedioを利用していて、機能開発のスピードも速く、UI・UXも非常に直感的で優れていたので、immedio Boxも同様に期待できそうと思い、導入を決めました。
即時通知機能で「商談シグナル」を捉え、インサイドセールスの即アクションが実現。
導入直後の所感はいかがですか?
一番良いと考えているポイントは、UI/UXの使いやすさです。元々使っていたツールはログイン後の動作がやや重く、社内の現場メンバーからも「もう少し軽いと嬉しい」という声が上がっていました。
immedio Boxは、URL発行や資料差し替えの操作が非常にシンプルで、初めて使う人でも迷わないと思います。フォルダ階層の制限も少なく、複数の部署やブランドで資料を一元管理できる点も優れていました。
機能開発のスピードも期待通りでした。例えば、1つのURLで複数資料を一括共有できるルーム機能についても要望をお伝えすると、すぐに開発検討頂き、スピーディに実装されたので使いやすさ以上に、ユーザーにフォーカスした開発スピードの速さも魅力的でした。

導入により、どのような業務変化がありましたか?
Salesforce連携を活用した即時通知機能で、インサイドセールスの即時アクションが可能になりました。全ての資料に対して「開封・離脱・ページ単位の動き」をトラッキングし、Salesforce上で有機的なアクションを設計しています。この設計によって、「商談シグナル」を逃さないスピーディな対応に繋がっていると実感しています。
またルーム機能により、一つのURLに複数資料をまとめられるので、「提案資料+機能紹介+料金プラン」などを一気に送る時に便利です。そして現在は資料に加えて、動画ファイルもアップロードできるため利用シーンが広がっています。
Web上での資料管理が一元化されたのも大きいです。以前は複数ツールで管理しており資料の差し替えや最新バージョンの把握が煩雑でした。今は、immedio Boxでどのホワイトペーパーがどこにあるか容易に把握できて、社内外への共有も非常にスムーズになりました。

導入ROIについて、どう評価していますか?
ビジネスチーム全体の生産性向上の面でのROIは高いと感じています。
例えば、メルマガからホワイトペーパーを配信した時、どの資料がどの程度見られたかを即座に把握できるので、施策の振り返りや優先順位付けが圧倒的に早くなりました。また、CSチームもimmedio Boxを使ってご契約企業様に新機能を案内することで、打合せ後の資料共有やアップセルの提案がしやすくなりました。
部署をまたいで1つのツールで完結できるのが、immedio Boxの最大の魅力
改善点があれば教えてください。
Salesforceのカスタム項目へのネイティブ連携があると助かります。現状はZapier経由ですが、もう少しシームレスな連携ができると、より活用の幅が広がると思います。
もしimmedio Boxが明日なくなったらどうなりますか?
正直、とても困ります。LPやマーケティング施策もimmedio Boxを前提に構築しているので、他ツールに戻すとなると工数もかかりますし、ビジネスオペレーション全体に影響します。
今ではimmedio Boxが「コンテンツ配信と追客の基盤」になっていて、資料から得たシグナルをIS・マーケ・CSがそれぞれ活用する構造ができています。
最後に、immedio Boxについて一言お願いします。
部署をまたいで1つのツールで完結できるのが、immedio Boxの最大の魅力だと思います。
営業なら「商談化率を上げるための、資料起点のアプローチ基盤が作れるツール」
マーケなら「コンテンツ改善のための可視化・トラッキングができる」
CSなら「機能案内やフォローのオペレーションが圧倒的に楽になる」
というように部署横断的に活用できる可能性を秘めているツールです。
これからも期待しています!

株式会社HERP様ありがとうございました。
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