immedio導入によって現場の運用コストを削減することに成功。顧客コミュニケーションエラーも最小化。
- 既存ツールでは細かな出し分け設定が困難で、専任が必要なほど運用工数が高かった。
- 候補日程の表示遅延で離脱が発生し、メールでの代替調整など非効率な運用が常態化していた。
- 資料DLから予約確定までのタイムラグで架電と予約が衝突し、顧客コミュニケーションエラーが生じていた。
- 直感的なUIで条件分岐の内製化が進み、現場の運用コストを大幅に削減できた。
- 高速表示と自動予約により離脱と衝突が解消し、架電工数を削減して最適タイミングで接点化できた。
- 離脱アンケート活用でPDCAが回り、従来獲得できなかったチャネルからの商談創出が進展した。
生産性や経営力向上を可能にするバックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』を提供。

マネーフォワードビジネスカンパニー HRソリューション本部
インサイドセールス部 平様
まずはじめに平さんの部署や役割について教えてください。
平様:私はマネーフォワードビジネスカンパニーのHRソリューション本部で、インサイドセールス部に所属してります。 その中でもマーケティング部が獲得したリードへのアプローチが主な業務となるSDRグループでリーダーを務めています。 業務内容としては、自分で電話でアプローチを行うだけでなく、マーケティング担当と協力し、マーケティング部の施策立案にも携わっています。 インサイドセールスまわりに関するオペレーションの改善も私の担当領域です。具体的にはMAツールやSalesforceを活用した業務改善や数値出しなども行っています。
今の組織のカルチャーや現在、組織としてどんなことに挑戦しているのかについても教えてください。
平様:他の本部や部署との垣根がないという特徴があります。
自分の業務範囲に線引きをせず、目標達成や事業が前に進むのであればとにかくなんでもやろう!というのが今のインサイドセールス部のカルチャーですね。まだまだ伸びしろだらけですが、日本の中で1番強いインサイドセールス組織作りにチャレンジしています。
HRソリューション本部ではどのようなサービスを提供しているのでしょうか。
平様:HRソリューション本部で提供しているプロダクトは6つあります。マネーフォワードクラウド 人事管理、クラウド 給与、クラウド 勤怠、クラウド 年末調整、クラウド 社会保険、クラウド マイナンバーです。
これらは主に人事労務担当者の業務を支援するためのサービスです。
人事管理で従業員情報を一元管理し、その情報を利用して勤怠管理から給与計算まで全てクラウド上でワンストップで完結させることが可能です。その他、社会保険や年末調整など、お客様のニーズに合わせて組み合わせてご利用いただき、人事労務領域のバックオフィスの効率化を実現します。
「マネーフォワード クラウド」は会計ソフトからスタートしたサービスです。資金力の高い限られた企業だけが利用できたような便利なシステムを、「クラウド」を採用することでより安価により多くの企業に届け、バックオフィスを効率化して経営を前に進める支援がしたいという想いから始まりました。
そこから派生して現在はたくさんのサービスを提供していますが、人事労務領域のサービスの認知度はまだまだ低く、より多くの人に知っていただきたいです。
マネーフォワードHRソリューションを導入する前のユーザーの課題や導入後の効果について教えてください。
平様: バックオフィスのお悩みとしては、オンプレミスのパッケージ型を採用しており一部分だけを変更することや必要な機能を足すことが難しく融通がききにくかったり、逆に導入しているシステムがバラバラで情報が連携されず、多くの手間が発生しているという課題をよく聞きます。
「マネーフォワード クラウド」は業務ごとに一部分から導入することができ、また、互いに連携させて一元管理も可能なことから、お客様の業務や状況に合わせて効率化された運用が可能です。
また人事労務以外にも経理財務や法務まで幅広くカバーしているので、領域をまたいでバックオフィスを統一できるという利点もあります。

immedio導入によって現場の運用コストを削減することに成功。
顧客コミュニケーションエラーも最小化。
immedioを導入する前の課題や導入の経緯についてお伺いしたいです。
平様:日程調整ツール自体は以前から使っており、日程の調整はできていたのですが、カレンダーの出し分けの条件が細かく設定しきれなかったり、出し分けの制御が複雑になっていたので、運用が難しい状況でした。
今まではこういったツールに強い社員が自力で運用していたのですが、運用工数がかなりかかっていました。
また、以前のツールだと日程調整のURLをクリックしてから候補日程が表示されるまでのにタイムラグにより、お客様の離脱が起きていたため、メールに日程の候補を直接記載するオペレーションでカバーしており、そもそもツールを最大限活用できていませんでした。
実際運用を切り替えていただいてみての所感はいかがでしょうか。
平様:まず、運用コストが下がりました。以前は分岐を複雑に組む必要があったので、専任を付けないと運用が難しかったのですが、immedioはUIがすごくシンプルなため色々な条件分岐でも直感的に進めていけばある程度組むことができるので、システムに詳しくない私でも運用できるようになりました。
他にもimmedioを起点としてアポを取るためのさまざまな施策のPDCAを回せるようになったという点も変化としては大きいです。
以前まではただ日程調整をするにとどまっていましたが、immedioですと離脱アンケートなど様々な機能があり、工夫できる余地が大きいです。
離脱アンケートを活用することで、潜在層のお客様へのアプローチ時にお客様との目線合わせがしやすいというメンバーの声も多いです。
実際、その機能のおかげでこれまで獲得が叶っていなかったチャネルから商談獲得が数件出来たので、活用を進めて獲得件数を増やしていきたいと思っています。
ありがとうございます。日程調整URL単独でも頻繁に使っていただいてるのをログから拝見しましたが、プレイヤーの方々の利用シーンや運用定着の秘訣についてお伺いしたいです。
平様:やはり、運用を私自身で完結できるという点が良かったと感じています。
メンバーにもimmedioの使い方をしっかり伝え、日程調整だけではなく、商談が入りやすい送付の仕方などの具体的なTipsまで落とし込むことができています。
あとは先ほどお伝えしたように、以前は候補日程表示までのラグがあったので離脱回避のための工数がかかっていましたが、immedioはデータの処理が非常に早いのでそこのネックが無くなり、結果的に工数削減できることが好評です。
以前は製品資料をダウンロードしていただいた後に予約が完了するまでにタイムラグがあったので、 その間にこちらから電話してしまうなどお客様との間にコミュニケーションエラーが生まれていました。
しかし、immedioを導入してからお客様と最適なコミュニケーションを取れるようになり、コミュニケーションエラーが無くなったことで架電の工数も削減できました。
immedioを入れてから予約完了までの流れが早くなったなと現場のメンバーが実感しているので、現場での使用頻度もが高くなっていると思います。
最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば是非教えてください。
平様:大きく2点あります。
1つはMarketoとの連携*です。連携できれば営業に落とし込める幅が更に広げられそうですし、オペレーションの工数削減も更に期待できると思っているのでぜひ機能実装していただきたいです。
もう1つは、製品説明資料があればいいなと思っています。immedioはたくさんの機能があるので、ガイドのようなものがあればより効果的に利用することができると考えています。
ただ、 開発スピードが早いサービスほど資料のアップデートはとても大変だということは理解できます。
また、以前利用していたツールはCSの窓口がなかったり、管理画面が外国語のサービスも多かったりサポート体制もネックだったのですが、現在はそこが解消されているので、非常にありがたいです。
今後とも活用させていただきます。
*immedioはSalesforceとの自動連携、Zapierを活用した各種MA・CRMツールとの連携には対応しています。

株式会社マネーフォワード様ありがとうございました。
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大企業からスタートアップまで様々な業種の企業にご活用いただいています。