immedio Boxが商談の基盤に。動画やブランディング機能によって、NOT A HOTELの世界観を損なわずに営業生産性を改善。
日本の価値を上げる、新しいライフスタイルを世界へ。
「日本の価値を上げる」。NOT A HOTEL株式会社はこのシンプルで力強いミッションを掲げ、別荘とホテルを融合した新しいライフスタイルを提案しています。
ユーザーは物件を別荘として使いたい日数分だけ所有することができ、さらに未使用期間は相当額の管理費が返金されるため、無駄なく所有することが可能です。さらに建築家やクリエイターの視点を取り入れ、地域の魅力を世界へ発信。単なる不動産や宿泊事業にとどまらず、「建築 × 体験 × テクノロジー」を融合した新しい市場を切り拓いてきました。
宮崎・青島や那須の展開を皮切りに、全く新しいモビリティサービス「NOT A GARAGE」、DAOといったプロジェクトまで次々に実現。成長スピードは加速し続けています。
拡大する事業と多様化する顧客像。
事業が広がる中で、顧客構造も大きく変化しました。創業当初は富裕層や経営者層が中心でしたが、いまや幅広い世代やファミリー層、さらには海外からの問い合わせまでが増加しています。
Marketing and Sales執行役員の山口様は現状をこう語ります。
「お客様の属性は年々多様化しています。誰にでも同じ情報を一律に届けるのではなく、個々の興味や意思決定プロセスに沿った情報提供が必要になってきました。」
NOT A HOTELのマーケティングチームは5名という少数精鋭。デジタル広告からブランド施策までを横断的に担い、顧客ごとに価値を翻訳して届ける戦略を組み立てています。営業もまた、インサイドセールス(IS)とフィールドセールス(FS)を分業した体制へ。複雑化する顧客構造に対応するための体制づくりを急ピッチで進めていました。

「資料を送って終わり」では成果につながらない。
しかし、どれほど戦略を整えても、営業現場には深刻な課題が残されていました。最大のボトルネックは「資料共有の限界」でした。
今までのツールでは、送付した資料がその後どう扱われているのかは全く分からない。相手が開封したかどうかも、どの部分に関心を持ったかも分からず、次のアクションは勘に頼るしかない。
マーケティング担当の福岡様は当時をこう振り返ります。
「インサイドセールスもお客様の資料閲覧などが見えない状態で架電するしかなく、フィールドセールスはお客様の温度感が見えないまま提案せざるを得ませんでした。どんなに資料を工夫しても、送った時点で自己満足で終わってしまう。そんな感覚がありました。」
事業が広がり顧客が多様化する中で、顧客行動が見えない営業では限界でした。
資料が商談を生む仕組みに。
この課題を解決するために導入したのが、immedio Boxでした。
immedio Boxによって、顧客が「どのページを、いつ、何秒見たか」を可視化し、その瞬間に営業へ通知することが可能になりました。これを機に営業のアプローチは一変しました。
福岡様:資料送付が商談を生む仕組みに変わりました。お客様が資料を開封・離脱したタイミングがわかり、資料の重要性を再認識するきっかけになりました。
特に動画資料との組み合わせは抜群でした。建築デザインや滞在体験を直感的に伝える動画を配信し、視聴直後にアプローチ。これまで偶然に頼っていたベストタイミングが、仕組みとして再現できるようになりました。
情報を一元化するルーム機能も活用。
NOT A HOTELの事業は多角化しているため、顧客ごとに適切な情報を提供する必要があります。そこで活用されたのがimmedio Boxのルーム機能です。
別荘、モビリティ、法人提案といったカテゴリごとに資料を整理し、顧客は一つのページで必要な情報にアクセス可能に。煩雑だった情報提供がスムーズになり、顧客体験は格段に向上しました。
社内でも、ルームはナレッジ共有の基盤になっています。ルーム機能を用いて、資料を適切に管理することで営業準備の工数は大幅に削減。顧客への価値提供と社内効率化の両立を実現しました。
「ホットな瞬間」を逃さない営業スタイル。
通知機能は営業行動そのものを変えました。ウェビナーアーカイブの視聴や資料開封をトリガーに、ISが即架電する運用が始まったのです。
福岡様:開封の通知が来たタイミングで資料が見られていると分かるので、自然にアプローチできます。ホットな瞬間に接触することで、会話の具体性も温度感も大きく変わりました。
従来は勘とタイミング任せだった営業が、今ではデータドリブンに最適化され、商談接続率の改善に直結しています。
ブランド価値を守る細部のこだわりも反映可能に。
ブランドとして一貫した体験を届ける必要があるNOT A HOTELにとって、資料の見せ方も重要です。immedio Boxはドメイン設定やロゴカスタム、縦型資料対応など細やかなカスタマイズが可能で、ブランドの世界観を損なわずに情報を届けられています。
福岡様:高額な商品を扱う以上、信頼を壊さない見た目は不可欠です。NOT A HOTELらし
いビジュアルで届けられる安心感があります。
新しい体験提供の基盤へ。
NOT A HOTELが次に描くのは、顧客ごとに異なる関心に合わせた動画体験です。
山口様:右脳型で体験を重視する方もいれば、左脳型で数字を重視する方もいます。それぞれに合ったストーリーを届けられるよう、将来的にも動画の分岐を取り入れていきたいと考えています。
immedio Boxは、顧客ごとに最適化された体験提供を実現する基盤としても期待されています。
成長を加速させる営業DXの要に。
NOT A HOTELは、事業の急拡大と多様化する顧客構造の中で、資料を「送るだけ」から「商談を生む仕組み」へと変革しました。その変化を支えたのがimmedio Boxです。
資料閲覧の可視化、ルーム機能による一元化、動画連携、リアルタイム通知。これらの機能によって営業の精度は向上し、商談創出の成果につながっています。
NOT A HOTELの成長の裏側には、営業DXを推進するimmedio Boxの存在があります。

NOT A HOTEL株式会社様ありがとうございました。
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