プロセス効率化を目的にimmedioを導入。インサイドセールスの工数削減と商談化率の向上が同時に実現。
- リード数の増加に対し、少人数のインサイドセールスではすべてをカバーできず、初回接触までに時間がかかっていた。
- 架電によるアプローチでは、会議中などで通話できないケースが多く、商談機会を逃していた。
- 業務プロセスの複雑化により、ツール導入後の社内定着と運用負担に懸念があった。
- 問い合わせ直後に即時で商談設定が可能となり、インサイドセールスの工数を大幅に削減。
- ファーストコールから商談化までのリードタイムが短縮され、商談化率が大幅に向上。
- immedio導入後、商談設定の95%が商談化に結びつくようになり、営業効率が改善。
勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議などを1つのプラットフォーム上で利用できるクラウドサービス「チームスピリット」を提供。

まずはじめに、清水様と福川原様の部署や業務内容について教えてください。
清水様:SDRチームのマネージャーをしています。 業務内容としてはimmedioが入っているフォームからの資料請求や問い合わせの対応を行っています。
福川原様:私はBDRチームのマネージャーをしています。 主に、ターゲットアカウントの商談創出と分析、パイプラインをどのように積み上げていくかを営業と連携して行っています。
SDR部門とBDR部門はどのような体制なのでしょうか。
清水様:SDR部門は基本的にインバウンドリードを中心に展示会などのイベントで獲得したリードに対応しています。KPIとしては案件化した商談数とパイプラインとして積上げた金額を追っています。また、マーケティングチーム内で連携を取り、どの施策からの商談化なのかについてもKPIとして追っています。
商材としては勤怠や経費などすべてのプロダクトのリードに対応しています。
福川原様:2024年度より会社としてエンタープライズ戦略を掲げており、エンタープライズ市場での成長を加速させるため、BDR部門が発足されました。現在は3名が所属しており、手紙、顧問、アライアンスからの紹介、ウェビナー・セミナー等のさまざまな施策を行っています。
ありがとうございます。続いて貴社の事業概要や今後の戦略についても教えていただけますでしょうか。
福川原様:当社は、「すべての人を、創造する人に。」のミッションのもと、勤怠管理、工数管理、電子稟議など従業員が毎日使う社内業務システムを一元化したクラウドサービス「チームスピリット」を提供しています。
今までは勤怠、工数、経費などのバックオフィスのプロダクトを一元管理できるという訴求を中心としていましたが、今後はマルチプロダクト戦略を推し進め、人的資本に用いるデータの基盤構築を行い、人事全般をカバーできるプロダクトという見せ方にシフトしていきます。
今後、人的資本経営に対する関心が高まる中で、多様で生産性の高い働き方の実現や、従業員エンゲージメントの向上に注力する企業がますます増加することが予測されます。また特に、大企業では2000年頃に一斉導入されたERP並びに、それに付随した「勤怠管理システム」や「経費精算システム」といったERPのフロントウェアシステムのリプレイス需要が高まっています。昨今のトレンドとして、更新投資やシステム保守費をかけることなく最先端のSaaSのサービスを利用する大企業も増えてまいりました。当社では今後、そのような大企業に向けて積極的にアプローチを行い、勤怠管理のご提供だけでなく、人的資本経営の領域でお手伝いをしていきたいと考えています。今後は営業強化とパートナー協業を強化し、エンタープライズ企業に対するご提案を積極的に行っていきたいと考えています。

業務効率化を推進するためにimmedioを導入。問い合わせからの即時アポを取れるようになったことで、ISの工数削減と商談化率の向上が同時に実現。
immedio導入の経緯や導入を検討する上での懸念点をお伺いしたいです。
福川原様:昨年5月当時は、インサイドセールスが立ち上がり1年ほどだったので、メンバーが3名しか所属していませんでした。流入リードを少しでも効率的にカバーしていきたかったという背景にimmedioが合致しており、導入する流れになりました。月間で100件ほどのリードがWEB経由で入ってきており、その他にイベント関連のリードも取り扱っている状況でした。
マーケティング施策の数や対応リード数と比例して業務プロセスも複雑化してきたので、当時はimmedio以外にもさまざまなツールを導入し、業務効率化を進めていました。
immedio導入の際には、社内に定着できるかどうかという点が懸念点でした。
ありがとうございます。実際に導入してみての所感や成果はいかがでしょうか。
福川原様:成果に関しては所感ベースにはなるのですが、資料請求や問い合わせ後のインサイドセールスのアクションを簡略化することができたと感じています。
リードが入ってきてからIS経由で接触できる確率は非常に低いと感じていて、架電したお客さまが会議中などで電話に出られない状況だと初回接触まで非常に時間がかかってしまうんですよね。時間が経過するにつれ商談化率も下がるので、その場で商談設定まで進められるのはISの工数削減と商談化率の向上が同時に実現できたと感じています。
清水様:immedio導入に伴い、ファーストコールから商談化までの時間の短縮も達成できました。もともと、インサイドセールスにアポイントが入るようにしているのですが、95%程度は商談に結びつくようになり、インサイドセールスの負担が減りましたね。
最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。
清水様:Salesforceとの連携を強化してほしいと思っています。特に面談前アンケートの内容をSalesforceに反映することができるようになれば、画面推移が減ってより工数が削減できそうですね。もう1つ要望としては管理画面が分かりにくくて全体が見えづらい印象があるので、もっとUIを改善していただけたらありがたいです。
福川原様:利用ガイドのようなものがあればより活用しやすいサービスになると感じています。また、今後はimmedio Formsをセミナーなどで利用したいと考えています。ウェビナーのアンケートから直接アポが取れるように活用できる点がいいですね。

株式会社チームスピリット様ありがとうございました。
導入頂いたサービス
導入頂いたサービス資料
導入事例
大企業からスタートアップまで様々な業種の企業にご活用いただいています。