immedio導入により営業時間外のリードの商談化率が大幅に改善。商談化率も200%以上改善。
- 営業時間外の問い合わせに即時対応できず、アポイント取得率が低下していた。
- 展示会など複数施策のリード流入元を特定できず、ROI分析が困難だった。
- リスケジュールや複数人での調整に時間がかかり、営業プロセスが煩雑化していた。
- 営業時間外のリードからの商談化率が大幅に改善し、アポイント数が月20件から50件超へ増加。
- 流入経路の可視化により施策ごとのROI算出が容易になり、マーケティングの精度が向上。
- リスケ調整や情報共有の自動化で営業工数を大幅に削減し、商談準備効率が向上。
クリエイティブ生成、広告運用を自動化する「リチカクラウド」を提供。
まずはじめに中宮様の所属されてる部署の主なミッションや普段の業務内容について教えてください。
中宮様:私はセールスマーケティング本部のプロダクトセールス部の部長を務めております。
マーケティングからフィールドセールス領域まで全て管轄しており、主なミッションとしては毎月TCV(1社あたりにどれくらい総契約できたか)という指標を追っております。
普段の業務において、マーケティング領域に関しては、メンバーを含めたマネジメントとリードの設計を中心に担っています。
インサイドセールス部門に関しては、アポ獲得の最大化はもちろん、弊社が想定するターゲットのアポイントがどれぐらいの単価で獲得できているのか、獲得単価が合ってるかという点をモニタリングしています。
フィールドセールスに関しては現場の中でメンバーの商談に入るケースが多いですが、大型案件になってくるとプレイヤーとして自身が入るケースもあります。

貴社の事業概要についても教えてください。
中宮様:当社はリチカクラウドというSaaSプロダクトをご提供しております。
元々リカクラウドスタジオという動画や静止画、特に広告のクリエイティブを作るプロダクトと、リチカアイディストと呼ばれる、AIマーケティングアシスタントのプロダクトを提供していたのですが、シームレスに統合した方が使い勝手が良いと考え、リチカクラウドというサービスが誕生しました。
具体的な機能としては、所定の広告運用におけるターゲットの設定や配信における訴求軸、コピーであったり、LPのワイヤーフレームなどを全てAIで自動生成でき、さらにそこから最適化された広告のクリエイティブまでの作成が可能です。
弊社が過去に作ってきたクリエイティブデータを元に約2800種類ほどのフォーマットを保有しているので、そのクリエイティブデータを活用して媒体に最適化されたクリエイティブの提供が可能です。
最初のインプットから最終的なクリエイティブのアウトプットまでをワンストップで対応できる点が弊社プロダクトの特徴になります。
今後の事業展開やビジョンについても共有いただけますか。
中宮様:ホールプロダクト的な構想を会社として掲げています。
AIでターゲット整理からクリエイティブまで作成を行い、今後予定している配信業務や配信後のクリエイティブの分析まで、全て弊社のプロダクトで完結できるようにしたいと考えています。
これが実現すると、クライアント様が今までかかっていたコストを大幅に削減できる領域になると思うので、ただのテックではなく、人が運用するのに近いレベルでのプロダクト化を目指していきたいです。
immedio導入により営業時間外のリードの商談化率が大幅に改善。商談化率も200%以上改善。
immedioを導入するに至った経緯を教えてください。
中宮様:以前までは別の日程調整ツールを使っていたのですが、商談設定における課題がありました。
例にあげると誰かと同席したり、特定の人と一緒に出席するような調整を行う際に、まずは個人で日程調整をした後に誰かを追加するようなオペレーションだったので、手間がかかっていました。
また、社内で「営業時間内でどれだけアポイントが取れるか」を計測していたのですが、問い合わせが来て3分以内に架電をするとアポ取得率が高いことは分かっていたものの、
業務時間外の問い合わせに対しては即時架電の対応ができていなかったので、営業時間外のアポイント取得率が悪かったという問題もありました。
そんな中immedioの話を聞いて、アポ数が増えるだけでなく、より質の高いアポが取得できる期待感を持てた印象があります。
正直、リーズナブルな日程調整ツールは他にもあるとは思うのですが、営業時間外でのアポイント獲得、特にユーザー自身からアポイント設定できる点は非常に質が高いアポイントが見込めるので、重要な決め手には1つでした。
もう1点は、日程調整をし、アポイント設定をするまでのワークフローの部分です。
単にアポイント獲得するだけでなく、さらに条件分岐が可能になっているので、将来的に弊社が求めているターゲットが変わった時に、条件を変えられるという使い勝手の柔軟さが大きな選定ポイントにはなってるのかと思います。
実際に導入されてみての所感や成果はいかがでしょうか。
中宮様:ターゲットアポイント率が向上したことが大きな変化です。
面談タイプ、URL名などでグルーピングできるので、どの施策で入ってきたアポなのかが検証できるようになりましたね。
例えば、従来はAの展示会で使っていたものとBの展示会で使っていたものを全て同じように管理をしていたので、展示会アポまでは特定できるのですが、どの種別の展示会なのかがすぐには判断できず、流入元をの特定に苦労してるようなケースもありました。
その点がimmedio導入によって単一化されたので、より施策ごとのROIの計算がしやすくなった点は、前述以外の副次的なメリットかと思います。
定量・定性で出された効果についても教えてください。
中宮様:広告予算の変動がない中で、immedio導入前の月間アポイント数は20件取れれば良い方だったのですが、今は平均的に50件強を取得できており、大きな成果だと思っています。
定性的な部分ですが、FSやISからよくフィードバックをもらうのは、問い合わせや商談設定の連絡がSlack通知で来たタイミングで、問い合わせユーザーの略歴を自動収集してくれるという点です。
事前調査が不要になるので、商談準備コストが削減されてますし、インサイドセールスから見ても、何もしない状態で架電するよりはアポ獲得の確率も上がっていると思います。
また、業務プロセスの改善にもimmedioは役立ちました。
例えばインサイドセールスサイドでアポ獲得したものをフィールドセールスに連携したが、リスケされるケースです。
今までは都度インサイドセールスに連絡したりSalesforceのステータスを変更する作業が発生するのに加えて、リスケアポの日程候補を選んで、メールでご連絡して調整するという作業を行っていたのですが、immedioを入れたことでURL1つで日程再調整ができますし、先方側で仮にリスケしたい場合、自ら選んで調整できるので、リスケにかかる業務時間は大幅に改善していると思います。
最後に、参加者のグループ分けを初手でできる点も助かっています。
例えば複数人でアポ調整をしたい場合、それぞれのカレンダーを見て設定する必要もないため、小さな変化ですが業務効率化している部分が膨大にあるので、トータルで見ると非常に大きい工数が削減できていると考えています。
最後に、今後immedioに期待することや追加機能のご要望があれば教えてください。
中宮様:例えばフォームにおけるマッピングの領域であったり、例えば毎月レポーティングしていただいて、修正もかけながらうまく回り始めてるので、自身が使用している中ですと特に追加要望はないです。
強いて言えば、今弊社が行っているターゲット分岐の設定にまだまだ時間がかかったり、作業のところで複雑化している部分もあるので、誰でも簡単に扱えるようになってくると弊社としても非常に楽になりそうです。

株式会社リチカ様ありがとうございました。
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