“フォームから会話へ”─AI接客デモを実施したimmedio Unite vol.3 開催レポート
2026年5月19日、株式会社immedioはユーザーコミュニティイベント「immedio Unite vol.3」を開催しました。
今回のテーマは、
「iOSスクリーニングで電話が繋がらない時代」に求められるAIインサイドセールス。
iOS・Androidにおける電話スクリーニング機能の普及や、顧客の情報収集行動の変化によって、従来のインサイドセールスの前提は大きく変わり始めています。
当日は、代表浜田によるAIインサイドセールスに関するセッションに加え、新機能「AI接客」のデモンストレーションも実施しました。
「架電量 × 接続率 × アポ率」は、もう成立しない
前半セッションでは、代表浜田より、米国カンファレンス「SaaStr Annual 2026」で見えてきた最新動向や、AI前提で営業組織を再設計する流れについて共有しました。
特に印象的だったのは、「“架電量 × 接続率 × アポ率”というKPIは、もう成立しない」というメッセージです。
従来のインサイドセールスでは、「大量架電 → 接続 → アポ獲得」という構造が一般的でした。
しかし現在は、
- 不明番号への警戒
- iOS・Androidの電話スクリーニング
- Web中心の情報収集
- AI検索の普及
などによって、「電話が繋がること」を前提とした営業活動そのものが変化し始めています。

AI前提で、ISを再設計する時代へ
セッション内では、AIインサイドセールスの3類型についても紹介しました。
- アウトバウンドAI
- インバウンドAI
- ナーチャリングAI
中でも今回、特に重要な領域として紹介されたのが「インバウンドAI」です。
Webサイト訪問者の98%は、誰にも接客されないまま離脱していると言われています。
一方で、顧客側はすでに、
- AI検索
- Webサイト
- 比較記事
などを通じて、自ら情報収集を進めています。つまり今後は、「営業が後から追いかける」のではなく、 “顧客が興味を持った瞬間に接点を持つ”ことが重要になる、という考え方が共有されました。
“フォームから会話へ”─AI接客デモを実施
後半では、新機能「AI接客」のデモンストレーションを実施しました。
AI接客は、Webサイトや資料上でAIがリアルタイムに顧客へ声をかけ、質問回答や資料案内、商談誘導まで行う新機能です。

今回のデモでは、
- Webサイト上でのAIチャット
- FAQ回答
- 資料案内
- 商談誘導
- CRM連携
- 会話履歴の可視化
などを実演しました。
開発背景として紹介されたのは、「“顧客の興味が高まった瞬間をリアルタイムに捉える”体験を実現したかった」という思想です。
これまでの「フォーム送信 → 後日営業」ではなく、“その場で会話する”ことで、顧客接点そのものを変えていく。
AI接客は、単なるチャットボットではなく、「AIインサイドセールス」の実装例として紹介されました。

懇親会ではAI活用について活発な議論も
懇親会では、
- 「AI接客を自社サイトでも試したい」
- 「電話接続率低下はまさに課題」
- 「フォーム中心の導線を見直したい」
など、多くの議論が交わされました。
AI活用についての情報交換だけでなく、「営業組織をどう再設計するべきか」というテーマについても、活発な交流が行われました。

まとめ
今回のUniteで一貫していたテーマは、「営業がなくなる」のではなく、 “営業接点のあり方”が変わるということでした。
2026年は、まさに「AIインサイドセールス元年」。
immedioでは今後も、AIインサイドセールスやAI接客に関する情報発信・イベント開催を継続していきます。
次回のimmedio Uniteは、2026年8月19日(水)開催予定です。