商談化率77%増 少数精鋭を支える突破口はimmedio┃少数精鋭でARRを伸ばす、パートナープロップのスケール戦略。
- 少人数体制の中で、商談創出率が1割未満にとどまり、人的フォローに大きく依存していた。
- 提案内容やフォローの質にばらつきがあり、属人的な営業手法がARR成長の妨げとなっていた。
- 顧客の再来訪や稟議状況を把握できず、商談機会を逃すケースが多発していた。
- immedio導入により商談化率が77%に到達し、フォローなしでも自動で商談化が進む仕組みを実現。
- immedio Boxの活用で提案資料の共有・蓄積が進み、営業ナレッジが全社的に展開可能になった。
- セミナー配信やホワイトペーパー施策などマーケティング領域にも活用が広がり、商談創出経路を多様化。
共創を社会のエンジンに – PRMで描く未来
株式会社パートナープロップは、「共創を、社会のエンジンに。」をミッションに掲げ、PRM(パートナー関係管理)を通じてパートナービジネスを仕組み化する国内リーディングカンパニーです。
自社サービス「PartnerProp」は、スタートアップからエンタープライズまで導入が進み、パートナー情報の見える化や成果創出を支援。業界でも高い評価を獲得しています。

今回お話を伺ったのは、グロース部門でマーケティングを統括する浅井様と、営業部門を率いる磐崎様
浅井様は、マーケティングとインサイドセールスを束ね、KPIである「商談数」「案件化率」を追いながら、リードを温めて「Good Pipe!」と呼ぶ良質な案件を創出。セールス部門に橋渡しする役割を担っています。
磐崎様は、フィールドセールスを中心に営業部門全体を率い、ARRの最適化をミッションとしています。新規受注だけでなく、解約を防ぎ、組織として「受注率を最大化する仕組みづくり」を推進しています。
シリーズA調達を経て急速に事業を拡大する中、「少数精鋭で成果を出す」方針を掲げ続ける同社が直面した課題と、その挑戦を支えたimmedioの役割を伺いました。

急拡大の裏で突きつけられた“スケールの壁”
2025年1月、シリーズAでの資金調達を実施。
PMFを経て「アクセルを踏む」フェーズに入った同社は、わずか数か月で人員を3〜4倍に拡大しました。顧客層もスタートアップから大手エンタープライズ、さらにインフラや製造業へと広がり、マーケットの期待も高まっていました。
しかし「人をむやみに増やさない」という方針のもと、現場は次のような課題に直面しました。
浅井様:当時利用していた他社ツールを入れても、自動で商談につながる確率は“ほぼ無に近く、1割にも満たない”。
結局、ISが電話をかけて40〜50%に引き上げるのが精一杯でした。
少数精鋭で成長を続けるためには、この仕組みを変える必要があると感じていました。
磐崎様:提案内容にはばらつきがあり、提案しっぱなしでフォローが不十分になるケースもありました。Googleドキュメントで共有しても、再来訪に気づけず商談のチャンスを逃すことも多かったと思います。
営業部門としては“受注率を最大化する”ことがテーマ。属人的なやり方ではARR成長のボトルネックになると感じていました。
「人を増やさずに、どうやって契約に繋がる商談を創出し、どうスケールさせていくのか」
これは成長フェーズにある現場に突きつけられた共通の問いでした。
“顧客体験を止めない仕組み”が導入の決め手
磐崎様は前職時代からimmedioを知っており、営業がボトルネックにならない仕組みを探していました。
磐崎様:営業が“次のステップを提示しないと顧客が進めない”のは大きな問題です。顧客自身が自然に次の段階に進める仕組みをつくる。そこに非常にフィットしたのがimmedioでした。
浅井様:資金調達後はチャレンジングなKPIを置いていました。人を無闇に増やすのではなく、成果を最大化するための投資。immedioはその思想に完全に合致していました。
仕組み化で実現した成果 – 商談化率77%
商談化率が77%に到達
浅井様:以前は自動で商談につながる確率は1割未満。ISがフォローしてようやく40〜50%でした。 今は“何もしなくても77%”。しかも受注までつながる案件が複数生まれています。
immedio BOXで効果的な提案がストックされる形に
磐崎様:営業部門ではすべての提案書をimmedio Boxに集約。Slack連携で全員が確認する仕組みを徹底し、誰にも見られないまま終わる提案はなくなりました。immedio Boxにナレッジが蓄積され、“効く提案”が自然と展開されていきました。
マーケティング施策への広がり
浅井様:immedio Boxを使ってセミナーのアーカイブ配信を開始したり、ホワイトペーパー配布に日程調整ポップアップを組み込み、閲覧中に商談化ができるのが素晴らしい。今までMAツールではできなかった体験が、immedio Boxで可能になりました。
部門横断で広がる活用の波
導入後の効果は営業・マーケだけにとどまりませんでした。
- 提案書の閲覧ログを根拠にマネジメント会議で案件進捗を議論
- 顧客側の社内稟議の進み具合を見える化し、次の打ち手を正確に読めるように
- アーカイブ配信やキャンペーン配布でCSや広報活動にも波及
磐崎様:ポイントは“専任がいるわけではない”ということです。通常業務の中に組み込みながら推進できている。これが大きいですね。実際、グロース領域では浅井が中心となり、IS部門では私とイネーブルメント担当が兼務しながら施策を進めています。
専任チームを新設せずとも、各部門が日常業務の延長で仕組みを回し、全社的な改善サイクルへとつなげています。
NEXT immedio – 仕組みで未来を変える
パートナープロップ様が掲げるのは、「少数精鋭で、いかに事業をスケールさせるか」という挑戦です。
その実現には、単に人を増やすのではなく、仕組みとして成果を出す体制を作り上げることが欠かせません。
浅井様:我々のようなシリーズAのスタートアップにとって、少人数で高い目標を達成するための“間を埋めるツール”はほとんど存在しない。immedioはその数少ない存在の一つだと思っています。導入時点では想像していなかった活用方法が次々と見えてきているので、これからも思想を体現できるよう、さらに使い道を増やしていきたいです。
磐崎様:私たちには “Lead the Alliance” というスローガンがあります。お客様とのアライアンスを成功に導き、その価値を早く届けることが何より大切。そのために商談から受注までのスピードをさらに縮めたい。immedioやimmedio Boxのような仕組みを組み込むことが、まさにその実現を後押ししてくれると感じています。
両氏が口を揃えて挙げるのは、immedioのCSと開発スピードです。
浅井様:immedioのCSは本当にベンチマークです。マニュアルやナレッジが揃っていて、わざわざ聞かなくても理解できる。痒いところに手が届くサポートに正直感動しました。
磐崎様:営業資料をドキュメント形式で出したいと要望したら、翌週には実装されていて驚きました。開発の速さは本当にすごいと思います。
導入して終わりではなく、並走し続けるCSと、要望をすぐに形にする開発チーム。
この両輪が、少数精鋭で高い目標を掲げるパートナープロップ様の挑戦を支えています。
パートナープロップ様の次なる飛躍のパートナーとして、immedioはこれからも進化を続けてまいります。
株式会社パートナープロップ様ありがとうございました。
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