株式会社RevComm

immedio Formsの導入で展示会から一週間かかっていた顧客アプローチの即日対応化に成功。商談化率が1.5倍に。

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課題
  • 展示会で取得した名刺・ヒアリング情報のデータ化に5日以上を要し、初動対応が遅れていた。
  • 手書きのヒアリングシートによる入力ミスや記載漏れが多く、情報精度にばらつきがあった。
  • 展示会運営チームと営業チーム間での情報共有に時間と工数がかかっていた。
効果
  • 展示会翌日にはリード情報を営業部門に引き渡せる体制を構築し、即日対応を実現。
  • 名刺・ヒアリング情報の自動データ化で工数を大幅に削減し、運用効率が向上。
  • 商談化率が導入前比1.5倍に向上し、リード転換のスピードと質が共に改善された。
目次

会話のコミュニケーションにフォーカスした「MiiTel」を提供。電話から対面まで音声コミュニケーションのデータを凝縮するプラットフォームとして、さらなる拡張を目指す。

株式会社RevComm 営業部マネージャー 佐藤様、マーケティング部 胡様

まず貴社の事業内容について教えてください。

佐藤様:弊社の提供しているサービスは総じて会話のコミュニケーションにフォーカスをしており、電話やオンラインミーティング、対面の会話など、音声コミュニケーションであればあらゆるチャネルの会話を録音、文字起こし、話し方の数値化が可能です。

お電話であれば「MiiTel」、オンラインミーティングであれば「MiiTel Meetings」で、対面の会話であれば「MiiTel RecPod」というように、使用する場面によってプロダクトを提供しております。

基本的にできる事はどのプロダクトも共有していて録音、文字起こし、話し方の数値化という特徴があります。

話し方の数値化が出来るとどのような形で事業貢献に繋がるのでしょうか?

佐藤様:話し方の数値化をして勝ちパターンの検証を行い、組織で話し方を統一することによって、アポイントや契約など売り上げに貢献することができます。例えば、アポイントや契約が取りやすい話し方はどのような会話なのかについて音声データから検証して、トークスクリプトを作り上げたり、組織教育に活かしたりするイメージです。

後は自動で文字起こしされるので、アフターコールワークのメモ時間や議事録作成工数を削減することができます。

PLのP(Profit)の増大とL(Loss)の削減の両方に貢献出来るプロダクトだと考えております。

クライアント様としてはどのような企業が多いのでしょうか?

佐藤様:一言で言うと話し方を数値化して何かのKPI数値を改善したいと思われている企業様になります。

録音したり文字起こしすることが目的の場合、他のサービスでも代替できると思います。

弊社のサービスは会話のコミュニケーションが可視化されるだけでなく、数値化されてかつ視認性高くダッシュボードで統計的に確認できるというのが特徴になるので、アポ率や成約率を上げたい営業組織や、コールセンターなどのお客様と相性が良いですね。

弊社はサブスクのビジネスなので、導入した後に目に見える効果を提供できなければ、導入していただいてもすぐに解約となってしまいます。

お客様が何を期待して導入を検討されているのか、なぜMiiTelを使うのか、なぜMiiTelでなければいけないのかなどのすり合わせは、導入時に丁寧に目線合わせをするように意識しております。

MiiTel Globalの第一弾として展開しているインドネシア向けのサービスについても教えてください。

佐藤様:はい。MiiTel Globalの第一弾として、インドネシアにて2021年3月からテストマーケティングを開始、同年10月より有償版を提供し始めました。

なぜインドネシアを選んだかと言うと、インドネシアは世界で人口が四番目に多く、中長期的に国として成長余地が大きい市場だという点と、日本のSaaSが入り込んでない点。

駐在している社員に聞いた話だと、インドネシアは慣習として横の繋がりでビジネスをしていくことが多いらしく、日本のSaaSが入り込みにくかったようで、SFAやCRMを使っている企業も少ないと聞いています。

アジア市場に進出する足掛かりとしてチャレンジしているところです。

今後の事業注力ポイントや今後の展望についても教えてください。

佐藤様:とにかく導入いただく企業に対して、ビジネスの最適化を図っていただくお手伝いができればと考えています。

商談や電話などの会話のコミュニケーションが全部MiiTel内に溜まっていくので、そのデータをビジネスジャッジ時の材料として活用していただければと思います。

マーケティングの施策の話で言うと、展示会だけに注力していくのではなく、「商談化金額」「成約金額」などROIが測りやすく投資が回収できるチャネルに投資していく方針です。

現在、佐藤様、胡様が担当されている業務について教えてください。

胡様:私は共催ウェビナー(共催先と内容の企画〜実施まで)、展示会(選定、会期までの準備、当日の運営)を担当しています。マーケティング部は4名で業務委託が2名、計6名という組織編成です。

佐藤様:私は元々はインサイドセールス部のマネージャーをしていて、今はフィールドセールスのマネージャーをしております。

セールスはクロージングチームが30名ほどおり、エンプラの場合は業界ごとに担当がついています。

immedio Formsの導入で展示会から一週間かかっていた顧客アプローチの短縮に成功。商談化率が1.5倍に。

immedio Formsを導入いただいた背景についても教えてください。

胡様:2023年7月の展示会の時に、オペレーションの限界を感じたのが導入を検討し始めたきっかけです。

当時のオペレーションの話をすると、全部ヒアリングシートに手書きして、それを文字起こしするというオペレーションをしていたので、非常に工数がかかるオペレーションでした。

名刺の数もありがたいことに非常に多いため、1枚1枚記載したり確認するのに苦労していました。

結局、営業担当者に渡すまでに時間がかかっていたので、商談化率にも影響していたと思います。

これはさすがに何か効率化しなきゃまずい、という事で具体的な検討をし始めました。

当時のオペレーションについてもう少し詳しく教えてください。

胡様:名刺の情報をeightで読み込み、それがデータ化されるまで大体1営業日、データ化できたらヒアリングシートの内容をまとめていたスプレッドシートに紐づけてデータベース化するということを行っていました。

私一人だと難しかったので、マーケティング部の三名で手分けをして作業しておりました。

どのくらいの作業時間だったのでしょうか?

胡様:ヒアリングシートや名刺情報はランク分けされているので、優先度の高いクライアント様は1〜2営業日くらいで対応していたのですが、全部の名刺情報の対応が終わるまでは5日間くらいかかっていました。

3人で合計40時間程度かかっていた計算になりますね。

単純に時給換算してもかなりコストがかかっているな、ということになり、導入に踏み切った形です。

immedio導入前の期待値とずれはありませんでしたか?

胡様:使いづらさで言うと全くなかったです。私はツールに対して疎い方なのですが、それでも分かりやすく使えるようなUIでした。

実際に現場に導入しても特にメンバーが問題なく使えていたので、オンボーディングコストも最小限に抑えることができ、とても助かりました。 

導入されてからオペレーションはどのように変わりましたか?

胡様:大きく展示会周りの工数が削減されました。

導入前の展示会の運営体制は最初来場者様にお声がけをするフロントスタッフを置いていて、その方達が名刺交換を行い、温度感の高い来場者さまだけデモ説明のスタッフにバトンタッチをしてヒアリングシートを作成するという流れでした。

その後、マーケティング部で名刺の情報とヒアリングシートをつけ合わせるため作業を手動で行っていくのですがこの工程がimmedio Formsを導入したことによって丸々なくなりました。

フロントスタッフが対応した際に温度感が高くなかった方の名刺情報もその場で読み込んでデータ化できるので、以前であれば5日後にインサイドセールスに渡していたリードが翌日に渡せるようになりました。 

immedio Formsの導入について現場からのフィードバックはありましたか?

胡様:はい。ヒアリングシートだとどうしても紙に書く必要があったため、スマホで入力できるだけで作業がスムーズになったという点が好評ですね。

あとは、紙での記載だと記載漏れや書いた字が読めなかったりする場合もあるので、記載内容自体が標準化されたのも運営側としては助かっています。

immedio Formsを導入したことによる商談化率の変化はありましたか?

佐藤様:導入前の獲得リードと比較すると商談化率が1.5倍になりました。増えた商談数は数十件になるので、かなり大きい改善だと思います。

今後のimmedioに期待することや機能改善のご要望があれば教えてください。

胡様:弊社はSalesforceを使っているので、データの連携ができると嬉しいです。

また、弊社内で展示会後の数字を追っていきたいので、展示会リードがどうなったか一覧で確認できるダッシュボードがあると助かります。例えば、この展示会はこの役職やこの業界の名刺獲得が多かったなどの分析をしていくイメージです。

展示会は認知にも繋がるため、マーケターとしては数値情報だけで判断するわけではありませんが、商談化しやすい所に投資したいという思いもあり、成果を定量的に確認できると施策の判断材料になります。

より使い勝手の良い機能改善を期待しています!

株式会社RevComm様ありがとうございました。

導入頂いたサービス

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