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インサイドセールス向けAIチャットボットおすすめ3選|AI SDRとの違い・選び方【2026年最新】

インサイドセールスにおいて、問い合わせ後の「対応スピード」は商談化率を大きく左右します。しかし、営業人材の不足や夜間・休日対応の難しさから、すべての初回対応、ヒアリング、日程調整を自動化できるAIチャットボットやAI SDRです。

インサイドセールス向けAIチャットボットとは、Webサイト訪問者やフォーム送信後のリードに対して、AIが自動で初回対応・ヒアリング・日程調整を行い、商談化を支援するツールです。一般的な問い合わせ対応チャットボットと異なり、商談予約やCRM連携まで含めて設計される点が特徴です。

本記事では、BtoBマーケティング・インサイドセールス責任者に向けて、AIチャットボットの導入メリット、選定基準、おすすめツール3選を比較します。

「問い合わせは来ているのに商談につながらない」「初回対応に時間がかかっている」「インサイドセールスの人手不足でリードを追いきれていない」といった課題を持つ企業は、自社に合うツール選びの参考にしてください。

この記事でわかること

  • インサイドセールス向けAIチャットボットとは、Web訪問者への初回対応からヒアリング、商談の日程調整までを自動で行う営業支援ツールです。
  • フォーム送信直後などの「顧客の熱量が最も高い瞬間」を逃さずアプローチできるため、人手不足を補いながら商談獲得率を劇的に高めます。
  • 本記事では、自社の目的やCRM環境に合った最適なチャットボットの選び方と、おすすめツール3選(immedio等)の特徴を徹底比較します。
目次

インサイドセールス向けAIチャットボットおすすめ3選の早見表

目的おすすめツール向いている企業
インバウンドリードの商談化率を短期間で改善したいimmedio問い合わせ・資料請求後の即時対応や商談予約を強化したいBtoB企業
HubSpot上の顧客データを活用してAI活用を広げたいHubSpot BreezeHubSpotをCRM・MA・SFA・CSで横断的に活用している企業
Salesforce中心のGTM基盤でAI SDRを活用したいQualified / PiperSalesforceを営業・マーケティング基盤の中心にしている企業

AIチャットボット比較表:immedio・HubSpot Breeze・Qualified / Piper

比較軸immedioHubSpot BreezeQualified / Piper
ツール分類AIインサイドセールス / AI SDRHubSpot統合型AIAI SDR / パイプライン創出プラットフォーム
主な用途インバウンドリードの即時商談化HubSpot CRMを活用した業務全体のAI支援Webサイト訪問者のAI SDR対応・パイプライン創出
最大の強みフォーム送信直後の即時対応と商談予約HubSpot上の顧客データを活用した全体最適Salesforce連携を前提にした高度なAI SDR体験
対象チームインサイドセールス、マーケティングマーケティング、営業、カスタマーサクセスマーケティング、インサイドセールス、RevOps
向いている企業商談化率を短期間で改善したいBtoB企業HubSpotを全社活用している企業Salesforce中心のGTM基盤を持つ企業
カレンダー連携Google、Microsoft、GaroonGoogle、MicrosoftGoogle、Microsoft
CRM連携Salesforce、HubSpotなどHubSpot内に統合Salesforceとの親和性が高い
導入のしやすさ比較的始めやすいHubSpot運用状況に依存Salesforce運用成熟度に依存
日本企業での運用適性国内BtoB向けに運用しやすいHubSpot利用企業では運用しやすい日本語対応・支援体制の確認が必要

※HubSpot Breezeは、HubSpot CRMに組み込まれたAI機能群です。詳細はHubSpot公式のAI機能ページで確認できます。

※Qualified / Piperの機能や提供状況は、2026年6月時点の公式情報をもとにしています。導入検討時は最新情報をご確認ください。

インサイドセールスにAIチャットボットが必要な理由

AIチャットボットがインサイドセールスで注目される最大の理由は、リードの熱量が高い瞬間に、自動でアプローチから商談設定までを進められる点にあります。

従来のインサイドセールスでは、問い合わせや資料請求が発生したあと、担当者が手動で内容を確認し、メールや電話で初回接点を取る必要がありました。しかし、リード数が増えるほど対応は後ろ倒しになり、担当者の稼働時間外に発生した問い合わせへの対応も遅れがちになります。

一方、見込み顧客の検討意欲は時間とともに低下します。資料請求や問い合わせの直後は関心が高くても、数時間後、翌日、数日後には競合サービスの情報収集が進み、商談機会を逃してしまう可能性があります。

AIチャットボットを活用すれば、問い合わせ直後や資料ダウンロード直後に、Web上で自動的にヒアリングを行い、条件に合うリードにはその場で商談予約まで促すことができます。

AIチャットボットで初回対応スピードを改善する重要性

インサイドセールスにおいて「速さ」は、非常に重要な競争優位性です。

ハーバード・ビジネス・レビューで紹介された調査では、問い合わせから1時間以内に初回対応した企業は、それ以降に対応した企業と比べて、リードを有効化できる可能性が大きく高まるとされています。

しかし、すべてのリードに即時対応することは簡単ではありません。営業時間外の問い合わせ、担当者不在時の対応、リード数の急増、属人的な優先順位づけなどにより、初回対応までの時間は長くなりがちです。

AIチャットボットは、この「対応までの空白時間」を短縮し、リードの熱量が高いタイミングで次のアクションへつなげるための仕組みです。

参考:Harvard Business Review|The Short Life of Online Sales Leads

BtoB購買のセルフサービス化とAIチャットボットの役割

BtoB購買では、見込み顧客が営業担当者と話す前に、自分で情報収集を進める傾向が強まっています。サービスサイト、導入事例、料金ページ、ホワイトペーパー、比較記事などを見ながら、ある程度の検討を進めたうえで問い合わせるケースも少なくありません。

つまり、見込み顧客は「営業担当者から説明される」のではなく、「自分のペースで必要な情報を得て、必要なタイミングで次に進む」購買体験を求めています。

AIチャットボットは、こうしたセルフサービス型の購買行動と相性が良い仕組みです。顧客が知りたい情報に即時回答し、興味関心や課題をヒアリングし、必要に応じて商談予約や資料案内へつなげることで、Webサイト上の体験をよりスムーズにできます。

インサイドセールス向けAIチャットボットの選び方

市場には多くのチャットボットやAIエージェントが存在します。しかし、インサイドセールスでの成果、つまり「商談獲得」を目的にする場合、確認すべきポイントは大きく3つです。

1. 即時商談化・カレンダー連携の有無

まず確認すべきなのは、チャット上で商談予約まで完結できるかどうかです。

AIチャットボットの中には、よくある質問への自動回答や問い合わせ受付に強いものもあります。しかし、インサイドセールスで重要なのは、単なる自動応答ではなく、リードの興味関心が高いタイミングで商談化まで進められることです。

そのためには、以下のような機能が必要です。

  • フォーム送信直後や資料請求直後にチャットを起動できる
  • リードの課題や検討状況をヒアリングできる
  • 条件に合うリードに対して、その場で商談予約を案内できる
  • GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携できる
  • 予約情報をCRMやMAに自動連携できる

特に、問い合わせ直後に商談予約まで進められるかどうかは、商談化率に直結します。

2. ターゲティング精度と会話設計の柔軟性

AIチャットボットの成果は、「誰に、いつ、どんなメッセージを出すか」によって大きく変わります。

例えば、料金ページを複数回閲覧しているユーザーと、初めてブログ記事を読んでいるユーザーでは、検討度合いが異なります。すべての訪問者に同じメッセージを表示しても、期待する成果は出にくいでしょう。

そのため、閲覧ページ、滞在時間、流入経路、フォーム送信の有無、過去の行動履歴、企業属性などに応じて、チャット起動を制御できるかが重要です。

また、自社の商材や営業プロセスに合わせて、会話フローを柔軟に設計できるかも確認したいポイントです。

単に「お問い合わせありがとうございます」と返すだけでなく、「現在の課題」「導入検討時期」「利用中のツール」「従業員規模」「商談希望の有無」など、インサイドセールスが初回対応時に確認したい情報を自然に取得できる設計が求められます。

3. 既存ツールとのシームレスな連携

AIチャットボットを導入する際は、既存のCRM、MA、SFA、日程調整ツールとの連携も重要です。

Salesforce、HubSpot、Marketo、Slack、Googleカレンダー、Outlookカレンダーなど、すでに運用しているツールと連携できなければ、チャットで取得した情報を手動で転記する必要が出てしまいます。

確認すべきポイントは以下です。

  • チャットで取得した情報をCRMに自動連携できるか
  • 商談予約情報をカレンダーに自動反映できるか
  • リードステータスやスコアを更新できるか
  • Slackなどに通知できるか
  • 既存のフォームやMA施策と連携できるか

AIチャットボットは、単体で完結するツールではありません。マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールスが同じ情報を見ながら動ける状態をつくることで、初めて成果につながります。

インサイドセールス向けAIチャットボットおすすめ3選を比較

ここでは、インサイドセールスやBtoB商談獲得の文脈で注目される3つのツールを紹介します。

今回比較するのは、以下の3つです。

  • immedio
  • HubSpot Breeze
  • Qualified / Piper

それぞれ得意領域が異なるため、「どれが最も優れているか」ではなく、「自社の営業・マーケティング体制や既存ツールにどれが合うか」で選ぶことが重要です。

immedio:商談化率の最大化に特化した即時対応AI

immedioは、BtoB企業のインバウンドリード対応に特化したAIインサイドセールスです。

問い合わせや資料請求など、リードの熱量が高いタイミングで自動的に接点をつくり、ヒアリングから商談予約までをスムーズに進められる点が特徴です。

一般的なチャットボットが「質問への回答」や「問い合わせ受付」を主目的とするのに対し、immedioはリード獲得後の商談化にフォーカスしています。フォーム送信直後の「今、話を聞きたい」「比較検討を進めたい」というタイミングを逃さず、その場で商談設定までつなげられることが強みです。

immedioの主な特徴

  • フォーム送信直後のリアルタイム起動
  • AIによるニーズヒアリング
  • リード情報の取得・整理
  • Googleカレンダー、Outlookカレンダー、Garoonとの連携
  • Salesforce、HubSpotなどのCRM連携
  • Slack通知などによるチーム連携
  • インバウンドリードの即時商談化に特化した設計

immedioが向いている企業

immedioは、以下のような企業に向いています。

  • 問い合わせや資料請求はあるが、商談化率に課題がある
  • 初回対応までの時間が長く、機会損失が発生している
  • インサイドセールスの人手が足りず、すべてのリードを追いきれていない
  • フォーム送信直後に商談予約までつなげたい
  • SalesforceやHubSpotと連携しながら運用したい

immedioは、Webサイト全体のCX改善というよりも、「リード獲得後の即時対応」と「商談化率の改善」にフォーカスしたツールです。そのため、短期間で成果を検証しやすく、インサイドセールス部門のKPI改善に直結しやすい点が特徴です。

HubSpot Breeze:CRMデータを活かすHubSpot統合型AI

HubSpot Breezeは、HubSpotが提供するAI機能群です。マーケティング、営業、カスタマーサービスなど、HubSpot上のさまざまな業務を支援するAIとして提供されています。

HubSpot Breezeは単体のチャットボットというよりも、HubSpot CRMに蓄積された顧客情報や行動履歴を活用しながら、営業・マーケティング活動全体を効率化するためのHubSpot統合型AIと捉えるのが自然です。

HubSpotをすでに導入している企業にとっては、既存データを活用しながらAI機能を拡張しやすく、マーケティング、営業、カスタマーサクセスを横断した業務改善につなげやすい点が魅力です。

HubSpot Breezeの主な特徴

  • HubSpot CRM上のデータを活用したAI支援
  • マーケティング、営業、サービス業務の自動化
  • 顧客情報や過去のやり取りを踏まえた対応支援
  • HubSpot Meetingsとの連携による日程調整
  • HubSpot内でのワークフロー設計
  • コンテンツ作成や営業活動支援など、幅広いAI活用

HubSpot Breezeが向いている企業

HubSpot Breezeは、以下のような企業に向いています。

  • すでにHubSpotを全社的に活用している
  • CRM、MA、SFA、CSのデータをHubSpot上で一元管理している
  • 新しい外部ツールを増やすより、既存環境内でAI活用を進めたい
  • マーケティングから営業、カスタマーサクセスまで横断的にAIを使いたい
  • 商談化だけでなく、コンテンツ作成や営業支援も含めて効率化したい

一方で、HubSpot Breezeの効果を最大化するには、HubSpot CRMの運用がある程度整っていることが前提になります。CRMデータが未整備だったり、HubSpotを限定的にしか使っていなかったりする場合は、まずデータ整備や運用設計から着手する必要があります。

Qualified / Piper:Salesforce連携に強いAI SDR

Qualifiedは、BtoB企業向けのパイプライン創出プラットフォームです。その中核となるPiperは、Webサイト訪問者やインバウンドリードに対して自律的に対応し、商談創出につなげるAI SDRとして位置づけられています。

Piperは、Webサイト上での会話だけでなく、訪問者の行動やGTMデータをもとに、リードの状況に応じた対応を行うことを特徴としています。単なる問い合わせ対応ではなく、Webサイト訪問者をパイプラインにつなげることを目的としたAIエージェントといえます。

また、QualifiedはSalesforceによる買収を2026年4月1日に発表しており、Salesforceを中心に営業・マーケティング基盤を構築している企業にとって、今後さらに注目度が高まる選択肢です。

Qualified / Piperの主な特徴

  • Webサイト上でのAI SDRによる自動対応
  • 訪問者の状況に応じたリアルタイムな会話
  • インバウンドリードのヒアリング・選別
  • 商談化に向けたアクションの自動化
  • Salesforceとの親和性
  • Webサイト訪問者をパイプラインにつなげる設計

Qualified / Piperが向いている企業

Qualified / Piperは、以下のような企業に向いています。

  • Salesforceを営業・マーケティング基盤の中心にしている
  • Webサイト訪問者をより高度に識別・対応したい
  • グローバル水準のAI SDRを検討したい
  • 大規模なインバウンドリード対応を自動化したい
  • Webサイトをパイプライン創出の重要チャネルとして強化したい

一方で、日本国内での運用を考える場合は、日本語対応、導入支援体制、既存運用とのフィット、社内のSalesforce運用成熟度などを確認する必要があります。

Salesforceを中心とした大規模なGTM基盤を持つ企業には有力な選択肢ですが、短期間でシンプルにインバウンド商談化を改善したい場合は、導入スピードや運用負荷も含めて比較することが重要です。

シナリオ別・推奨ツール

今すぐインバウンドの商談化率を引き上げたい場合

immedioが適しています。問い合わせや資料請求直後のタイミングでチャットを起動し、その場でヒアリングから商談予約まで進められるため、短期間で成果を検証しやすい点が特徴です。

すでにHubSpotを活用しており、CRMデータを軸にAI活用を広げたい場合

HubSpot Breezeが適しています。HubSpot CRM上のデータを活用しながら、マーケティング、営業、サービス業務を横断的に効率化したい企業に向いています。

Salesforceを中心に大規模なGTM基盤を構築している場合

Qualified / Piperが適しています。Salesforceとの親和性を重視し、Webサイト訪問者をAI SDRによってパイプライン化したい企業に向いています。

導入事例:AIチャットボットがもたらす成果

AIチャットボットやAIインサイドセールスは、単なる問い合わせ対応の自動化にとどまらず、リードの熱量が高いタイミングで即時に接点をつくり、商談機会の取りこぼしを防ぐ役割を担います。

株式会社ミツモア:導入2か月でWeb経由商談が全体の25%に

Webサイト経由のリード対応と日程調整をimmedioに集約し、導入1〜2か月で資料請求後モーダル経由の商談が全体の約20〜25%を占める状態を実現

課題
  • Webサイト経由のインバウンドが増える一方で、夜間の問い合わせや資料請求へのフォローが翌朝以降になり、商談機会を逃すリスクがあった。
  • 展示会で獲得した名刺リードのデータ化が手作業で、入力ミスやデータ漏れ、初動架電までの遅れが発生していた。
効果
  • 営業の日程調整をimmedioに集約し、Webサイト上の問い合わせから自動で商談調整フォームを表示。導入1〜2か月で、資料請求後モーダル経由の商談が全体の約20〜25%を占めるようになった。
  • immedio Formsの活用により、展示会で獲得した名刺情報をその場で取り込み、翌日には架電を開始できる運用を構築。手作業による非効率やデータ漏れのリスクを軽減した。

ディーエムソリューションズ株式会社:IS不在でも商談数が前年対比165%に

CV直後にエリア別の担当営業と日程調整できる仕組みを構築し、ISを置かない体制でも商談数を前年対比165%まで伸長。

課題
  • 実商談の約9割がインバウンド経由で発生する一方、IS専任組織がなく、全国のフィールドセールスが日程調整を含めて対応していた。
  • CV発生から担当営業への割り振り、日程調整までに数時間から1日程度のリードタイムが発生し、ホットリードを十分に商談化しきれていなかった。
効果
  • サービスサイトでのCV直後に、エリア別の担当営業との日程調整まで完結できるフローを構築。CVから商談確定までのリードタイムが平均約3時間からほぼ即時に改善した。
  • 商談数は前年対比165%を達成。月によっては新規商談の約90%がimmedio経由となり、工数を増やさずに商談数を伸ばす仕組みを実現した。

※その他の導入事例はこちらからご確認いただけます。

導入前に確認すべき3つのポイント

AIチャットボットは、導入するだけで成果が出るわけではありません。成果を出すには、事前の設計と導入後の運用が重要です。

1. 現状のリード対応状況を数値で把握する

まずは、自社の現状を数値で把握しましょう。

確認すべき主な指標は以下です。

  • 月間問い合わせ数
  • 月間資料請求数
  • 初回対応までの平均時間
  • 商談化率
  • 有効商談数
  • 対応漏れ・未対応リードの件数

「なんとなく対応が遅い」「商談化率が低い気がする」という状態では、導入後の成果を正しく評価できません。導入前の数値をベンチマークとして記録しておくことで、AIチャットボット導入後の改善幅を明確に把握できます。

2. 既存ツールとの連携範囲を整理する

次に、現在使用しているツールを整理します。

特に確認すべきなのは、CRM、MA、SFA、日程調整ツール、Webフォーム、Slackなどの社内通知ツールです。

例えば、チャットで取得した情報がCRMに自動反映されなければ、インサイドセールス担当者は手動で情報を転記しなければなりません。これでは、業務効率化の効果が限定的になります。

導入前に、どのデータをどのツールに連携するのか、どのタイミングで誰に通知するのかを整理しておくことが重要です。

3. チャット起動トリガーを設計する

AIチャットボットの成果は、チャットを表示するタイミングによって大きく変わります。

例えば、以下のような設計が考えられます。

  • 資料請求フォーム送信直後に商談予約を案内する
  • 料金ページを閲覧したユーザーに相談導線を表示する
  • 導入事例ページを複数閲覧したユーザーに課題ヒアリングを行う
  • 特定の広告キャンペーンから流入したユーザーに専用メッセージを出す
  • 既存リードが再訪問した際に、過去の行動に応じて声がけする

すべてのユーザーに同じチャットを表示するのではなく、検討度合いや行動に応じて最適なメッセージを出すことが重要です。

AIチャットボット導入後に見るべきKPI

AIチャットボットは、導入して終わりではありません。導入後の改善によって成果が大きく変わります。
特に確認したいKPIは以下です。

KPI見る目的
チャット起動数どれだけ接点機会をつくれているか
チャット反応率最初の声がけが適切か
会話完了率ヒアリング設計に無理がないか
商談予約率商談化までつなげられているか
有効商談化率量だけでなく質も担保できているか
初回対応時間の短縮幅Speed to Leadを改善できているか
工数削減時間インサイドセールス担当者の負荷を減らせているか

商談数だけを見るのではなく、どのプロセスで離脱しているかを確認することが重要です。

例えば、チャット起動数は多いのに反応率が低い場合は、最初の声がけを見直す必要があります。会話完了率が低い場合は、質問数が多すぎたり、回答しづらい設問になっていたりする可能性があります。

また、商談予約率だけでなく、有効商談化率や受注率まで確認することで、本当に営業成果につながっているかを判断できます。

AIチャットボットは、インサイドセールスの優秀なメンバーを育成するように、会話ログやKPIを見ながら継続的に改善していくことが重要です。

インサイドセールス向けAIチャットボットに関するFAQ

インサイドセールス向けAIチャットボットとは何ですか?

インサイドセールス向けAIチャットボットとは、Webサイト訪問者やフォーム送信後のリードに対して、AIが初回対応・ヒアリング・日程調整を自動化し、商談化を支援するツールです。一般的なFAQチャットボットと異なり、商談予約やCRM連携まで含めて設計される点が特徴です。

インサイドセールス向けAIチャットボットを選ぶポイントは何ですか?

選ぶポイントは、即時対応・商談予約まで完結できるか、会話設計を柔軟に変えられるか、CRMやカレンダーと連携できるかの3点です。商談化率を高めるには、単なる自動応答ではなく、リードの検討度合いに応じて商談化まで進められる設計が重要です。

immedio、HubSpot Breeze、Qualified / Piperはどう選べばよいですか?

短期間でインバウンドリードの商談化率を改善したい場合は、immedioが向いています。
すでにHubSpotを全社的に活用しており、CRMデータを軸にAI活用を広げたい場合は、HubSpot Breezeが候補になります。
Salesforceを中心に大規模なGTM基盤を構築しており、Webサイト訪問者をAI SDRでパイプライン化したい場合は、Qualified / Piperが向いています。
重要なのは、単に機能の多さで選ぶのではなく、自社の課題、既存ツール、運用体制、商談化までのボトルネックに合ったツールを選ぶことです。

小規模なインサイドセールスチームでも導入するメリットはありますか?

あります。
むしろ、1〜3名程度の少人数チームでは、すべてのリードに即時対応することが難しいため、AIチャットボットの効果を実感しやすいケースがあります。
夜間や休日の問い合わせ、担当者が商談中のタイミング、リード数が急増したタイミングでも、AIが初回対応を行うことで、営業の対応キャパシティを広げられます。

導入コストに見合うROIはどのように測定すればよいですか?

主なKPIは、商談化率の改善幅、初回対応時間の短縮、有効商談数の増加、インサイドセールス担当者1人あたりの対応件数、商談予約までの工数削減などです。
導入前の数値をベンチマークとして記録し、導入後1〜3ヶ月の数値と比較することで、ROIを測定しやすくなります。

まとめ:インバウンドリードを逃さない仕組みを、immedioで始めよう

インバウンドリードの商談化率を高めるには、リードの熱量が高いタイミングで即時に接点をつくることが重要です。
immedioは、BtoB企業のインバウンド商談獲得に特化したAIインサイドセールスです。問い合わせや資料請求直後のタイミングで自動接点をつくり、ヒアリングから日程調整までをスムーズに進められます。

特に、以下のような課題を持つ企業に適しています。

  • リードは獲得できているが、商談につながりきっていない
  • 初回対応までに時間がかかっている
  • インサイドセールスの人手不足でリードを追いきれていない
  • フォーム送信後の離脱や取りこぼしを減らしたい
  • SalesforceやHubSpotと連携しながら商談化の仕組みをつくりたい

まずは、自社のフォーム送信後の対応状況や商談化率を整理したうえで、immedioのデモで具体的な運用イメージを確認してみてください。

この記事の結論と次のステップ

  • ボットの真の役割: 単なる「問い合わせの自動応答」ではなく、顧客の熱量が高い瞬間に「商談を獲得(日程調整)する」ための強力な武器です。
  • ツール選びの鉄則: 「自社のCRM・カレンダーと連携できるか」「チャット上で商談予約までシームレスに完結するか」が成果を大きく左右します。
  • 即効性を求めるなら: まずは、最も早く商談化率の改善が見込める「フォーム送信直後の即時対応(0秒対応)」に特化したツールから始めるのが確実です。

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記事を書いた人
user0416taki
瀧 佑衣子
販売・法人営業・制作ディレクターを経て、マーケティング業務に従事。メールマーケティングやCRM、コンテンツ制作などを担当。2025年にimmedioへ入社し、カスタマーサクセスとして顧客支援を経験。現在はプロダクトリリース、SEO記事、ユーザーイベントなどの企画・編集・発信を担当。マーケティングとCSの経験を活かし、顧客視点でプロダクトの価値を届けている。