株式会社ウェルモ

自動商談設定数が約3.6倍に増加。商談設定工数も約7割削減し、戦略的なIS活動を実現

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「人ありき」のテクノロジーで、医療介護現場の課題解決に挑むウェルモ

株式会社ウェルモは、『「人ありき」のテクノロジーで、一人ひとりが輝く社会を実現する』というパーパスのもと、医療介護領域に特化したAIプロダクト「ミルモシリーズ」を提供しています。

介護・医療現場のコミュニケーションを記録・要約する「ミルモレコーダー」、医療介護領域に特化した帳票AIプラットフォーム「ミルモAI」、パソコン作業を自動化する「ミルモオートメーション」など、専門知識とAI・RPAを組み合わせた複数のサービスを展開。AIへ業務を任せること自体を目的とせず、現場で働く方とサービスを受ける方の双方に、より豊かな時間を生み出すことを目指しています。

同社は2026年6月に約6.8億円の資金調達を実施し、累計調達額は約55.6億円に到達しました。現在は医療介護領域におけるAIの社会実装をさらに進めるため、営業・カスタマーサクセス体制を強化しています。※

(※ 株式会社ウェルモ「医療介護領域に特化したAI・DXサービスを開発するウェルモ、約6.8億円の資金調達を実施。累計調達額は約55.6億円に」(2026年6月18日公開、2026年8月21日確認)

今回お話を伺ったのは、ブランディング部 マーケティンググループでマーケターを務める松山様です。マーケティング2名、インサイドセールス3名の体制で、新規顧客の獲得と既存顧客への提案を進めています。
直近では、中小介護事業者に加えてエンタープライズ企業への開拓も見据え、顧客やサービスの特性に応じた営業戦略の整理を進めています。

商談導線の少なさと、1件10分を超える設定作業が商談創出の壁に

immedio導入前、ウェルモでは商談数をどのように増やすかが大きな課題となっていました。

当時、自動で商談を案内できる主な接点は、資料請求後に表示するLPのサンクスページと、セミナー後のアンケートでした。アンケートについても、好意的な回答をした参加者だけに日程調整画面を表示する仕組みだったため、商談を案内できる対象は限定的でした。

以前利用していた日程調整ツールでは、資料請求後のサンクスページに予約カレンダーを表示していましたが、顧客の状態に合わせた営業担当者の優先順位付けや細かな差配までは行えませんでした。2026年3月の自動商談設定数は17件で、全体の商談設定数に占める割合は約5%。残りの約95%は、インサイドセールスが個別に対応する必要がありました。

商談を獲得した後の作業負担も小さくありません。インサイドセールスは営業担当者のカレンダーを確認して日程を調整し、Googleカレンダーへの登録、オンライン会議URLの発行、リマインドメールの送信、CRMへの登録、社内共有までを手作業で行っていました。一連の作業には、1件あたり10分以上を要していたといいます。

「マーケティング側では、商談数をどう増やすかが一番の課題でした。一方、インサイドセールス側では、商談設定後の作業にも多くの工数がかかっていました」と松山様は振り返ります。

営業の優先順位と複雑な差配を設定できることが導入の決め手に

こうした課題を解決するため、ウェルモではimmedioを導入しました。最大の決め手となったのは、リードの条件に応じて営業担当者の優先順位を設定し、社内の適切な担当者へ自動で振り分けられる点です。

ウェルモでは複数のプロダクトを展開しているうえ、現在は中小介護事業者とエンタープライズ企業で営業戦略を分ける体制づくりも進めています。そのため、流入経路や顧客の関心に応じて、誰が対応すべきかを柔軟に設定できることは重要でした。

また、以前のツールではサポートへの問い合わせ手段がメールに限られていました。設定や運用について相談しながら改善を進められる、immedioのサポート体制も評価されました。

「営業の優先度や差配条件を自分たちで設定できることに加え、導入後も日々サポートしてもらえる点が、大きな決め手になりました」と松山様は語ります。

ブランディング部 マーケティンググループ マーケター 松山友貴様

現在は、資料請求や問い合わせが完了すると、すぐに日程調整画面を表示する導線を構築。関心が高い見込み顧客は、資料を読む前でもその場で日程を確定できます。さらに、セミナーアンケートからの商談案内や、インサイドセールス・営業担当者による個別の日程調整にもimmedioを活用しています。

自動商談設定数は約3.6倍に。商談設定工数も約7割削減

immedioの実運用を開始した2026年4月以降、自動商談設定数は右肩上がりで増加しています。
導入前と比較して、2026年5月には約2.5倍、6月には約3.3倍、7月には約3.6倍まで増加しました。

日程調整後の事務作業にも変化がありました。以前は1件あたり10分以上かかっていた一連の作業が、immedio導入後はCRMへの登録や社内共有を含めても約3分で完了。作業時間を約7割削減しただけでなく、オンライン会議URLやリマインドメールの送信、Googleカレンダーへの登録といった対応の漏れも防ぎやすくなりました。

介護業界では、顧客都合による日程変更が発生することも少なくありません。以前はメールで候補日を作り直して案内していましたが、現在はimmedioを使ってスムーズに再調整できるようになっています。

営業時間外の商談にも成果が表れています。2026年7月の商談化率は、営業時間内が24%だったのに対し、営業時間外は35.7%でした。介護事業所では、日中は現場業務に追われ、夜間や休日に情報収集する方もいます。immedioによって、見込み顧客の関心が高まったタイミングを逃さず、商談につなげられるようになりました。

セミナー参加者全員への対応と、失注・休眠リードの掘り起こしを実現

自動化によって生まれた余力は、インサイドセールスの活動範囲拡大にもつながっています。

ウェルモでは、セミナーが主要なリード獲得チャネルの一つです。1回あたり約70名が参加することもありますが、導入前はすべての参加者へ架電することが難しく、優先順位も十分に付けられないまま対応していました。

現在は、商談設定業務の効率化によって架電に使える時間を確保し、セミナー参加者全員へアプローチできる体制を構築。さらに、検討度の高いリードには優先的に連絡できるようになりました。
「以前は、すべてのリードへ対応しきれないうえ、優先順位を付けずにアプローチしていたため、非効率な状態でした。今では全員へ架電しながら、顕在度の高いリードにはすぐに対応できる体制が整っています」と松山様は説明します。

これまで手を付けられずにいた、過去の失注・休眠リードの掘り起こしにも着手しています。単に日程調整業務が楽になっただけでなく、削減した工数を新たな商談創出へ振り向けられるようになったことが、大きな変化です。

immedioは、同社のインサイドセールスにとって日常的な商談設定を支える仕組みとして定着しています。松山様は、「日程調整はインサイドセールスのオペレーションの根幹に関わる部分です。個人的には、以前の運用には戻したくないという気持ちがあります」と評価します。

immedio BoxとWeb接客を活用し、商談の量から質の向上へ

ウェルモでは、immedioの導入後、活用範囲を徐々に広げ、immedio BoxとWeb接客の利用も進めています。

Web接客では、料金ページや導入事例ページを閲覧した見込み顧客に、15分の電話予約を案内する導線を設定。2026年6月には21件、7月には20件の電話予約が発生しました。今後は、過去にCVしたものの商談へ進んでいない見込み顧客など、条件に応じて表示対象をさらに最適化していく方針です。

immedio Boxでは、資料の閲覧状況に応じた商談案内や、閲覧開始時の通知を活用したタイムリーなアプローチを検討しています。特にエンタープライズ営業では、提案から予算化までに長い期間を要することがあります。商談後に送付した資料が再び閲覧された瞬間を捉えられれば、顧客の検討が動いたタイミングでアプローチできます。

また、CRMの顧客情報と連携し、既存顧客と新規の見込み顧客、関心のあるプロダクトなどに応じて、案内するカレンダーや担当者を出し分けることにも期待を寄せています。マーケティング施策ごとの商談化・受注への貢献を把握し、より精度の高い差配につなげることが今後の目標です。

「まだ使い切れていない機能もあります。費用対効果をより明確にしながら、immedio BoxやWeb接客も活用し、さらに成果を伸ばしていきたいです」と松山様は今後を語ります。

中小介護事業者からエンタープライズ企業まで、顧客層が広がる中で、ウェルモが次に目指すのは商談数の拡大だけではありません。顧客の関心や検討状況を捉え、顕在度の高いリードと、継続的なナーチャリングが必要なリードを適切に見極め、それぞれに合った担当者・アプローチへつなげることです。

immedioはこれからも、株式会社ウェルモの商談創出と、医療介護領域におけるAIプロダクトのさらなる普及に貢献すべく、パートナーとして伴走してまいります。

株式会社ウェルモ様ありがとうございました。

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