Jicoo(ジクー)とは?日程調整を自動化する予約プラットフォームの特徴・料金・immedioとの違い
BtoB営業やマーケティング、カスタマーサクセス、採用活動において、日程調整は日々発生する業務のひとつです。
候補日時の洗い出し、参加者の予定確認、メールでの往復連絡、Web会議URLの発行、リマインド送信などを手作業で行っていると、想像以上に多くの時間がかかります。
特に営業組織では、「せっかく問い合わせが来たのに、日程調整のやり取りで返信が止まってしまう」「候補日を送ったものの、相手の温度感が下がってしまう」といった機会損失も起こりがちです。
こうした日程調整の非効率を解消するツールのひとつが、Jicoo(ジクー)です。
本記事では、Jicooの特徴や主な機能、料金プラン、メリット・注意点を整理したうえで、AIインサイドセールス「immedio」との違いや使い分けについて解説します。
この記事でわかること
- Jicoo(ジクー)とは、カレンダー連携による日程調整だけでなく、イベント予約や決済機能まで備えた予約管理プラットフォームです。
- 予約用のURLを共有するだけで、営業から採用、有料相談やセミナーまで、幅広いミーティング業務の工数を劇的に削減します。
- 本記事では、Jicooの特徴や料金とともに、インバウンドの「商談獲得」に特化したAIインサイドセールス「immedio」との決定的な違いを解説します。
Jicoo(ジクー)とは
Jicoo(ジクー)とは、日程調整の自動化だけでなく、イベント予約や決済連携なども備え、社内外のミーティング業務を効率化する予約プラットフォームです。
Googleカレンダー、Microsoft Outlook、Microsoft Office 365などのカレンダーと連携し、空き時間を自動で抽出。作成した予約ページのURLを相手に共有することで、メールの往復を減らしながら日程調整を進められます。
営業商談、採用面談、カスタマーサクセスの定例、ウェビナー、イベント予約、個別相談、外部パートナーとのミーティングなど、幅広い用途で活用できる点が特徴です。
単なる「空き日程を見せるツール」ではなく、予約ページ作成、担当者の自動割り当て、Web会議URLの自動発行、リマインド通知、外部サービス連携、決済連携、ミーティング分析AIなどを備えた、ミーティング業務全体の効率化ツールといえます。
Jicooの主な機能
Jicooには、日程調整を効率化するための機能が複数用意されています。
| 機能カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| カレンダー連携 | Googleカレンダー、Microsoft Office 365、Outlookなどと連携し、空き時間を自動で反映 |
| 予約ページ作成 | 1対1の商談、複数人調整、イベント予約などに使える予約ページを作成 |
| URL共有 | 作成した予約ページURLをメールやチャットで共有し、相手が希望日時を選択 |
| Web会議URL発行 | Zoom、Google Meet、Microsoft TeamsなどのWeb会議URLを自動発行 |
| リマインド通知 | 予約前のリマインドやキャンセル・変更通知に対応 |
| 担当者割り当て | チーム内の担当者を自動で割り当て、予約を分散 |
| 外部サービス連携 | Slack、Salesforce、HubSpot、Webhookなど外部ツールと連携 |
| 決済連携 | Stripeなどと連携し、有料相談やイベント予約にも活用可能 |
| ミーティング分析AI | 録画、文字起こし、要約などミーティング後の情報整理を支援 |
特に、予約ページURLを共有するだけで相手が空き時間を選べる点は、日程調整業務の効率化につながります。
従来は、営業担当者が「以下の日程はいかがでしょうか」と候補日を複数提示し、相手からの返信を待ち、再度カレンダーを確認して確定する必要がありました。Jicooを使えば、相手が予約ページ上で希望日時を選ぶだけで日程が確定するため、メールの往復を削減できます。
Jicooの料金・プラン
Jicooの料金プランは、2026年6月時点で以下のように公開されています。
| プラン | 月額料金 | 主な対象 |
|---|---|---|
| Free | 0円 / ユーザー | 個人利用や基本的な日程調整を始めたい場合 |
| Pro | 800円 / ユーザー | フォームやデザインなどをカスタマイズしたい場合 |
| Team | 1,200円 / ユーザー | チームでの日程調整自動化や高度なサービス連携を行いたい場合 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 30人以上のチーム利用、高度なセキュリティ・機能要件がある場合 |
Jicooのメリット
Jicooのメリットは、大きく4つあります。
1. 日程調整のメール往復を削減できる
Jicooを使うと、予約ページURLを共有するだけで相手が空き時間を選択できます。
これにより、「候補日を送る」「相手の返信を待つ」「再度カレンダーを確認する」「予定を登録する」といった手作業を削減できます。
営業や採用、カスタマーサクセスなど、日程調整の件数が多い職種ほど、工数削減の効果を感じやすいでしょう。
2. ダブルブッキングを防ぎやすい
Jicooはカレンダーと連携し、最新の予定をもとに予約可能な時間を表示します。
手動で候補日を提示する場合、メール送信後に別の予定が入ってしまい、再調整が必要になることがあります。カレンダー連携型の日程調整ツールを使うことで、こうしたダブルブッキングのリスクを抑えられます。
3. チームでの日程調整に対応できる
Jicooは、個人の日程調整だけでなく、チーム利用にも対応しています。
たとえば、営業チームで複数メンバーの空き時間をもとに担当者を割り当てたり、採用チームで面接官の予定を調整したりすることができます。
個人のカレンダー管理だけでなく、チーム全体のミーティング業務を効率化したい企業に向いています。
4. 予約管理・決済・外部連携まで幅広く対応できる
Jicooは、日程調整だけでなく、イベント予約、フォーム入力、決済連携、Webhook連携などにも対応しています。
そのため、営業商談だけでなく、有料相談、セミナー、採用面談、カスタマーサクセスのオンボーディング、外部パートナーとの打ち合わせなど、さまざまなミーティング業務に活用できます。
Jicooの注意点・デメリット
一方で、Jicooを検討する際には注意点もあります。
1. 基本的には「URL共有」が起点になる
Jicooは、予約ページURLを相手に共有し、相手が希望日時を選択することで日程調整を進めるツールです。
そのため、メールやチャット、Webサイト上の導線などで、相手に予約ページへアクセスしてもらう必要があります。
すでに接点がある相手との日程調整には向いていますが、「問い合わせフォームを送信した瞬間に、その場で商談予約まで完了させる」といったCV直後の商談化自動化を目的とする場合は、別の仕組みも検討する必要があります。
2. インバウンドリードの即時商談化に特化したツールではない
Jicooは、日程調整や予約管理を幅広く効率化するツールです。
一方で、Webフォーム送信直後のリードに対して、入力情報やCRMデータをもとに担当者を差配し、サンクスページ上で商談予約を自動表示・確定するような「インバウンド商談獲得」に特化したツールではありません。
BtoBマーケティングやインサイドセールスにおいて、CV直後のリードを逃さず商談化したい場合は、immedioのようなAIインサイドセールスツールとの違いを理解しておく必要があります。
3. 多機能だからこそ設計が必要になる
Jicooは、個人利用からチーム利用、イベント予約、外部連携まで幅広く対応できます。
その分、チームで利用する場合は、予約ページの設計、担当者の割り当てルール、通知設定、外部サービス連携、権限管理などを事前に整理しておくことが重要です。
単にツールを導入するだけでなく、「どの業務の日程調整を、どのように標準化するのか」を決めておくことで、運用効果が高まりやすくなります。
Jicooが向いている企業・利用シーン
Jicooは、以下のような企業・チームに向いています。
| 向いているケース | 理由 |
|---|---|
| 営業商談の日程調整を効率化したい | 予約ページURLを共有するだけで相手が日時を選べる |
| 採用面談の日程調整を減らしたい | 候補者とのメール往復を削減できる |
| カスタマーサクセスの定例やオンボーディングを管理したい | 予約ページやリマインドを活用できる |
| ウェビナーやイベント予約を受け付けたい | イベント予約やフォーム機能を活用できる |
| 有料相談や個別相談を運営したい | 決済連携により予約と支払いを組み合わせられる |
| 複数メンバーで予約受付を分担したい | チームでの担当者割り当てに対応できる |
つまり、Jicooは「すでに発生している日程調整を効率化する」用途に強いツールです。
営業、採用、CS、イベント運営など、社内外のミーティングが多いチームにとって、日程調整の標準化・自動化を進める選択肢になります。
Jicooとimmedioの違い
Jicooとimmedioは、どちらも日程調整に関わる機能を持っています。ただし、目的は大きく異なります。
Jicooは、予約ページURLを共有し、相手に都合のよい日時を選んでもらうことで日程調整を効率化するツールです。
一方、immedioは、Webサイトの資料請求や問い合わせフォーム送信直後に、サンクスページ上で日程調整ポップアップを表示し、その場で商談予約を確定させるAIインサイドセールスです。
| 比較項目 | Jicoo | immedio |
|---|---|---|
| 主な目的 | 日程調整・予約管理の効率化 | インバウンドリードの商談化自動化 |
| 起点 | 予約ページURLの共有 | フォーム送信直後のサンクスページ |
| 主な利用シーン | 営業商談、採用面談、CS定例、イベント予約 | 資料請求・問い合わせ直後の商談獲得 |
| 役割 | すでに発生した日程調整を効率化する | リード獲得直後に商談機会を創出する |
| 担当者割り当て | チーム内の担当者割り当てに対応 | フォーム回答やCRMデータをもとにAI差配・ルーティング |
| CRM連携 | 外部サービス連携として対応 | SalesforceなどCRMとの突合・連携を前提に商談化を自動化 |
| 強み | 日程調整、予約受付、決済、イベント予約の幅広さ | CV直後の即時商談化、AI差配、リード取りこぼし防止 |
両者の違いを一言で表すなら、Jicooは「日程調整の効率化」、immedioは「商談獲得の自動化」です。
Jicooは、相手に予約ページを共有し、日程調整をスムーズに進める場面で力を発揮します。immedioは、Webサイトで問い合わせや資料請求が発生した直後に、顧客の熱量が高い状態で商談予約までつなげる場面に強みがあります。
Jicooとimmedioはどう使い分けるべきか
Jicooとimmedioは、必ずしも直接競合するツールではありません。むしろ、用途によって使い分けることで、それぞれの強みを活かせます。
Jicooは、既存顧客との定例ミーティング、採用候補者との面談、営業担当者が個別に送る商談候補日、イベント予約、有料相談、複数メンバーでの予約受付などに向いています。
このように、すでに相手との接点があり、日程調整のやり取りを効率化したい場合はJicooが適しています。
一方、immedioは、資料請求や問い合わせ後の商談化率を高めたい場合に向いています。
たとえば、フォーム送信直後にその場で商談予約を確定させたい、インサイドセールスの架電・メール工数を削減したい、夜間・休日に発生したリードも取りこぼしたくない、フォーム回答やCRMデータに応じて最適な担当者に自動で差配したい、といった場面です。
BtoBマーケティングでは、リード獲得直後の対応スピードが商談化率に大きく影響します。
「後ほど担当者からご連絡します」というサンクスページで終わらせるのではなく、フォーム送信直後に商談予約まで進めたい場合は、immedioのようなAIインサイドセールスツールが有効です。
Jicooとimmedioの併用も選択肢になる
Jicooとimmedioは、目的が異なるため併用も可能です。
| 業務 | 適したツール |
|---|---|
| 資料請求・問い合わせ直後の商談予約 | immedio |
| 商談後の追加打ち合わせ調整 | immedio |
| 既存顧客との定例ミーティング | immedio |
| 採用面談の日程調整 | Jicoo |
| フォーム回答内容に応じた担当者差配 | immedio |
| イベント予約・有料相談 | Jicoo |
つまり、Jicooは社内外の幅広いミーティング調整を効率化するツール、immedioはインバウンドリードを商談に変えるためのツールとして位置づけると、違いが分かりやすくなります。
よくある質問
Jicooとは、カレンダー連携や予約ページURLの共有によって、日程調整や予約管理を効率化できるプラットフォームです。営業商談、採用面談、CS定例、イベント予約、有料相談など幅広い用途で利用できます。
Jicooには無料プランがあります。2026年6月時点では、Freeプランは0円、Proプランは月額800円/ユーザー、Teamプランは月額1,200円/ユーザー、Enterpriseプランは問い合わせとなっています。最新の料金は公式サイトで確認してください。
Jicooは、予約ページURLを共有して日程調整を効率化するツールです。一方、immedioは、資料請求や問い合わせフォーム送信直後にサンクスページ上で商談予約を自動表示し、その場で商談化するAIインサイドセールスです。Jicooは日程調整の効率化、immedioは商談獲得の自動化に強みがあります。
はい、併用できます。たとえば、問い合わせ直後の商談獲得にはimmedio、既存顧客との定例調整や採用面談、イベント予約にはJicooを使うなど、用途に応じて使い分けることができます。
資料請求や問い合わせ直後のリードを、その場で商談予約につなげたい場合はimmedioが向いています。Jicooは、すでに接点がある相手との日程調整や予約管理を効率化する用途に向いています。
まとめ
Jicoo(ジクー)は、カレンダー連携、予約ページ作成、URL共有、担当者割り当て、Web会議URL発行、リマインド通知、外部サービス連携、決済連携などを備えた日程調整・予約管理プラットフォームです。
営業、採用、カスタマーサクセス、イベント運営など、日程調整が多いチームにとって、メールの往復や予定確認の手間を削減できる便利なツールといえます。
一方で、Jicooは基本的に予約ページURLの共有を起点とした日程調整ツールです。
BtoBマーケティングにおいて、資料請求や問い合わせ直後のリードをその場で商談化したい場合は、日程調整だけでなく、フォーム連携、AI差配、CRM連携、サンクスページ上での即時予約までを自動化できる仕組みが必要です。
immedioは、フォーム送信直後に日程調整ポップアップを表示し、最適な担当者へ自動差配しながら商談予約を確定できるAIインサイドセールスです。
日程調整そのものを効率化したい場合はJicoo、インバウンドリードの商談化率を高めたい場合はimmedio。
このように目的を分けて考えることで、自社に必要なツールを選びやすくなります。
この記事の結論と次のステップ
- Jicooの役割(予約の効率化): 採用面談や既存顧客との定例、あるいはセミナー・有料相談など、幅広い用途の「予約管理と日程調整」を効率化したい企業に最適です。
- immedioの役割(商談の獲得): 問い合わせや資料請求の直後を狙い、熱量が高い見込み客を逃さずにその場で商談化(日程調整)して売上を伸ばしたい企業に最適です。
- ツール選びの鉄則: 自社のボトルネックが「既存の調整・予約業務が面倒なこと」なのか、「せっかくのリードが商談に繋がらないこと」なのかを見極めることが重要です。
immedioについて
問い合わせや資料請求後のリードを、よりスムーズに商談へつなげたい場合は、フォーム送信直後に商談予約まで自動化できる「immedio」の活用も有効です。
決まる商談が自動で増える「immedio」とは?
immedioは、Webサイトの問い合わせフォームや資料請求フォームの送信直後に、日程調整ポップアップを自動表示し、その場で商談予約まで完了できるAIインサイドセールスです。
リードの検討温度が高いタイミングを逃さず商談化できるため、「問い合わせは来ているのに商談につながらない」「初回対応に時間がかかっている」「夜間・休日のリードを取りこぼしている」といった課題の解決に役立ちます。