コレタ for Salesとは?特徴・機能・料金・SFA連携を解説
BtoB営業では、商談後に提案資料や導入事例を送っても、その後の検討状況が見えにくくなることがあります。特に、検討期間が長い商材や複数の関係者が関わる商談では、「誰が資料を見たのか」「次に何を確認すべきか」が分からず、フォローのタイミングを逃してしまうケースも少なくありません。
また、顧客とのやり取りがメールや資料共有リンク、議事録、チャット、SFAなどに分散していると、営業側だけでなく顧客側も必要な情報の在り処が分からなくなりがちです。
こうした課題に対して、顧客専用ページ上で提案資料・動画・商談メモ・チャット・タスクをまとめて管理できるデジタルセールスルームとして提供されているのが、株式会社エヌケーエナジーシステムの「コレタ for Sales」です。本記事では、その特徴や主な機能、活用シーン、料金、導入時に確認したいポイントを解説します。
※本記事は、コレタ for Sales公式サイトの情報をもとに作成しています(2026年7月時点の情報)。最新情報は公式サイトでご確認ください。
この記事でわかること
- コレタ for Salesとは、顧客専用ページに資料や動画、チャット、タスクを集約し、商談をオンラインで進行するデジタルセールスルームです。
- 顧客が「どの資料を見ているか」の閲覧ログを可視化し、AIによる商談準備や議事録作成機能で営業プロセスの属人化を解消します。
- 本記事では、コレタ for Salesの特徴や料金とともに、資料の閲覧から「商談予約を自動創出」する「immedio Box」との違いを解説します。
コレタ for Salesとは
コレタ for Salesとは、顧客専用ページに提案資料やチャットを集約し、閲覧状況の可視化とAI支援でクロージングを加速させるデジタルセールスルームです。
公式サイトでは、商談相手専用のセールスルームで資料・動画・議事録を一括共有し、閲覧履歴から温度感を可視化することで、確度の高いクロージングを支援するサービスとして紹介されています。
GRiXが「資料閲覧データをもとに買い手の検討を支援するツール」、Sales Docが「営業資料の管理・閲覧分析・ナレッジ共有を支援するツール」だとすると、コレタ for Salesは、資料共有からチャット、タスク管理、AIによる商談支援までをまとめて行うデジタルセールスルーム型のツールといえます。
解決できる課題
商談後の顧客とのやり取りや検討状況が分散・ブラックボックス化してしまう点が主な課題です。以下のような課題を持つ企業に向いています。
- 商談後に資料を送っても、顧客が検討を進めているのか分からない
- 提案資料、動画、議事録、タスクが複数のツールに分散している
- 顧客とのやり取りがメール中心になり、過去の経緯を追いづらい
- 顧客の検討状況が見えず、気づいたら失注している
- 営業担当者ごとに商談の進め方がばらついている
- 商談準備や議事録作成、SFA入力に時間がかかっている
- MAやCRM連携だけでは、商談中の温度感や購買サインを把握しきれない
BtoB営業では初回商談後すぐに受注が決まるとは限らず、顧客は社内共有や比較検討を経て合意形成を進めます。顧客専用ページを活用すれば、顧客が必要な情報にすぐアクセスでき、営業側も閲覧ログやタスクの進捗を把握しやすくなります。
コレタ for Salesの主な機能
主な機能を一覧にすると、以下のとおりです。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| 顧客専用ページの作成 | 商談相手ごとに専用ページを作成し、資料・動画・商談メモなどを一元管理 |
| 資料・動画・商談メモの一元共有 | 提案資料や動画、事例などをまとめて共有し、顧客の情報確認の手間を軽減 |
| 閲覧ログ・購買サインの可視化 | 顧客の資料閲覧状況を可視化し、検討度合いや温度感を把握 |
| チャット・タスク管理 | 顧客とのチャットや双方のタスクを一元管理し、抜け漏れを防止 |
| AIによる商談準備アシスト | 企業調査や課題仮説の立案をAIが支援 |
| セールストーク生成 | 企業情報や課題仮説をもとに、AIが提案トークを考案 |
| 打ち合わせ要約・Todo作成 | 商談の文字起こし・要約・Todo作成をAIが自動化 |
| SFA連携 | 閲覧ログやチャット履歴、商談情報をSalesforce・HubSpotなどに自動連携 |
顧客専用ページの作成
商談相手ごとに専用ページを作成し、提案資料や紹介動画、導入事例、商談メモなどをまとめて掲載できます。メールで複数のURLを送るよりも情報を探しやすく、営業担当者もどの情報が見られているか把握しやすくなり、商談後のフォローから既存顧客への追加提案まで幅広く活用できます。
資料・動画・商談メモの一元共有
提案書や動画、事例などを顧客専用ページに集約することで、顧客側の確認の手間を減らしつつ、営業側も「どの資料を送ったか」「どこまで見られたか」を把握しやすくなります。単なるファイル送付ではなく、検討を進めるためのオンライン提案ページとして設計できる点が特徴です。
閲覧ログ・購買サインの可視化
顧客が専用ページ内でどの資料やコンテンツを閲覧したかを確認できます。導入事例や料金資料を繰り返し見ている場合は検討が進んでいる可能性があり、閲覧が止まっている場合は停滞している可能性もあるため、フォローすべき顧客の優先順位を判断しやすくなります。
チャット・タスク管理
顧客とやり取りできるチャット機能や、双方のタスクを可視化する機能があります。メールでは埋もれがちな過去の文脈をひとつの場所に集約でき、トライアル期限や見積確認などのタスクも明確にすることで、商談の停滞や抜け漏れを防ぎやすくなります。
AIによる商談準備アシスト
企業調査から顧客が抱える業務課題の推測まで、AIが商談準備を支援します。商談前の企業調査や仮説立てにかかる時間を短縮でき、新人営業や担当変更直後の担当者でも、商談準備の質を一定水準に引き上げやすくなります。
セールストーク生成
自社サービスと企業情報をもとに、顧客に刺さるセールストークをAIが考案します。担当者ごとにばらつきやすい提案の切り口を、AIが企業情報や課題仮説から提示することで、提案品質の標準化につながります。
打ち合わせ要約・Todo作成
打ち合わせデータの文字起こし・要約・Todo作成をAIが行います。負担になりやすい議事録作成やSFA入力の時間を短縮でき、商談後の事務作業を効率化して次のアクションに移りやすくなります。
SFA連携
公式サイトでは、コレタ for Salesのアナリティクスログやチャット履歴、商談情報がSalesforceやHubSpotなどのSFAに自動連携されると紹介されています。手作業入力による漏れやばらつきを防ぎ、営業活動の記録やフォローの優先順位付けに活用しやすくなります。CRM・SFA連携を重視する企業にとって、導入時に確認したいポイントです。
活用シーン
商談後のフォロー強化
商談後に顧客専用ページを共有し、提案資料や動画、議事録などをまとめて案内することで、顧客は必要な情報を確認しやすくなります。営業担当者は資料の閲覧状況を確認しながら、「導入事例をご覧いただいていたので、近い業界の事例もご紹介できます」といった具体的なフォローにつなげやすくなります。
複数関係者が関わる商談の情報共有
BtoBの購買では、担当者だけでなく上長や決裁者、情報システム部門、法務部門など複数の関係者が意思決定に関わることがあります。デジタルセールスルームに情報を集約すれば顧客側の社内共有がしやすくなり、営業側も関係者の関心テーマを推測しやすくなります。
営業プロセスの標準化
顧客専用ページに掲載する資料や商談後のメモ、タスク、フォローの流れをある程度型化することで、営業プロセスを標準化しやすくなります。新人営業や異動直後の担当者が多い組織でも、商談準備やフォローの品質を一定水準に保つ仕組みとして活用できます。
既存顧客へのアップセル・クロスセル
既存顧客向けに専用ページを作成し、新機能や追加プラン、活用事例などをまとめて案内すれば、閲覧状況から顧客の関心テーマを把握しながら追加提案を進めやすくなります。
ハウスリストのナーチャリング
比較検討段階のリードや既存のハウスリストへのナーチャリングにも活用できます。資料を専用ページにまとめて案内し、閲覧ログから関心度を把握することで、優先的にフォローすべきリードやMQL・SQLの見極めに役立ちます。
コレタ for Salesの料金
コレタ for Sales公式サイトでは、月額3万円から利用を開始でき、利用ユーザー数に応じた月額費用制と紹介されています。事業やサービスの規模に応じて段階的に利用範囲を広げられる一方、プランごとの詳細料金や初期費用、オプション費用までは公式サイト上で確認できませんでした。
導入を検討する場合は、利用人数や必要な機能、SFA連携の有無、AI機能の利用範囲を整理したうえで、株式会社エヌケーエナジーシステムへ問い合わせるのがよいでしょう。
向いている企業
コレタ for Salesは、以下のような企業に向いています。
- 商談後の検討状況を可視化したいBtoB企業
- 提案資料、動画、議事録、タスクを顧客専用ページに集約したい企業
- 複数関係者が関わる商談を効率的に進めたい企業
- 顧客とのチャットやタスク管理まで含めて商談を進行したい企業
- 商談準備や議事録作成、Todo作成をAIで効率化したい企業
- SalesforceやHubSpotなどのSFA連携を重視する企業
- 営業プロセスを標準化し、属人化を防ぎたい企業
- 既存顧客へのアップセル・クロスセル提案を強化したい企業
単なる資料共有ツールではなく、顧客との商談プロセス全体をひとつの場で管理したい企業に向いています。
導入する際に確認したいポイント
導入前には、デジタルセールスルームを自社の営業プロセスにどう組み込むかを確認することが重要です。
特に、以下の点を確認しておくとよいでしょう。
- 顧客専用ページに掲載する資料や動画の種類
- チャットやタスク管理をどの商談フェーズで使うか
- 顧客側にどのように専用ページを案内するか
- 閲覧ログをもとに誰がどのタイミングでフォローするか
- SalesforceやHubSpotなどのSFA連携範囲
- AIによる商談準備、セールストーク生成、打ち合わせ要約の利用範囲
- ナーチャリングメールやMA施策とどう組み合わせるか
- 月額費用や利用ユーザー数が自社の運用に合っているか
デジタルセールスルームは情報共有を効率化できる一方、運用ルールを決めずに導入すると、ページ作成や更新が担当者任せになりがちです。どの商談で使うか、どの資料を掲載するか、閲覧ログをどう営業活動に活かすかを設計しておくことで、より成果につなげやすくなります。
よくある質問
株式会社エヌケーエナジーシステムが提供するデジタルセールスルームで、顧客専用ページ上の資料共有や閲覧ログをもとに商談フォローを支援するサービスです。
営業担当者と顧客が商談に必要な情報を共有する専用ページで、資料や動画、議事録、チャット、タスク管理をひとつにまとめ、検討状況を把握しやすくする仕組みです。
はい。顧客専用ページ上の資料やコンテンツの閲覧状況を確認でき、閲覧ログをもとに顧客の関心度や検討状況を把握し、フォローの優先順位付けに活用できます。
はい。商談準備アシストやセールストーク生成、打ち合わせ要約、Todo作成などのAI機能が紹介されています。
はい。アナリティクスログやチャット履歴、商談情報がSalesforceやHubSpotなどのSFAに自動連携されると紹介されています。
公式サイトでは月額3万円から利用を開始できると紹介されていますが、プラン詳細や初期費用は確認できず、最新情報は問い合わせが必要です。
まとめ
コレタ for Salesは、顧客専用ページを通じて提案資料や動画、議事録、チャット、タスクを一元管理し、閲覧ログや購買サインの可視化、AIによる商談準備支援、SFA連携などで商談後のフォローやクロージングを支援するデジタルセールスルームです。
GRiXが買い手の検討支援、Sales Docが営業資料の管理・分析に強みを持つのに対し、コレタ for Salesは顧客と営業が同じ専用ページで情報共有しながら商談を進める点に強みがあり、商談中の検討状況を把握したい企業や営業プロセスを標準化したい企業の検討候補となるでしょう。
この記事の結論と次のステップ
- コレタ for Salesの役割(商談進行・情報統合): すでに接点がある顧客専用のページを作成し、複数人が関わる商談の資料共有やタスク管理、AI議事録などで営業活動を標準化したい企業に最適です。
- immedio Boxの役割(商談創出・リードの掘り起こし): 送付した資料や過去のハウスリストが「今誰に読まれているか」をページ単位で可視化し、資料内からそのまま商談予約を獲得したい企業に最適です。
- ツール選びの鉄則: 自社の課題が「商談中のやり取りや資料管理がバラバラで追いづらいこと」なのか、「送付した資料や既存リードから商談に繋がっていないこと」なのかを見極めることが重要です。
immedio Boxについて
資料共有後の閲覧データを活用して、ハウスリストや既存リードから商談を増やしたい場合は、「immedio Box」の活用も有効です。
隠れたホットリードから商談が増える「immedio Box」とは?
immedio Boxは、顧客に送付した資料・動画・オフィスファイルの閲覧状況をページ単位(いつ・誰が・どのページを・何秒)で可視化し、開封や滞在をきっかけに営業担当やインサイドセールスへ通知できるハウスリストマーケティングツールです。資料内に商談予約のポップアップを表示できるため、電話やメールでの追客だけに頼らず、温度感の高いリードから自然に商談を獲得する導線を作れます。
コレタ for Salesとimmedio Boxは、どちらも「顧客の検討状況を可視化する」という点では共通していますが、対象とする場面や使い方には違いがあります。
| 比較項目 | コレタ for Sales | immedio Box |
|---|---|---|
| 提供形態 | デジタルセールスルーム | ハウスリストマーケティングツール |
| 主な用途 | 商談中・商談後の情報共有とフォロー強化 | 送付済み資料の閲覧データを活用した商談創出 |
| 閲覧データの見方 | 専用ページ内の資料・動画の閲覧ログ、購買サインを可視化 | 資料・動画・オフィスファイルの閲覧状況をページ単位で可視化 |
| フォローへのつなげ方 | チャット・タスク管理、AIによる商談準備アシストで対応 | 閲覧・滞在をきっかけに担当者へ通知、資料内に商談予約ポップアップを表示 |
| 主な活用シーン | 商談後のフォローや複数関係者への情報共有、既存顧客への追加提案を行う | ハウスリストや比較検討中リードのナーチャリング、隠れたホットリードを掘り起こす |
商談中・商談後のやり取りを顧客専用ページで一元管理したい場合はコレタ for Sales、送付済みの資料やハウスリストから商談化につなげたい場合はimmedio Boxが検討候補になります。
3分で分かるimmedio Box
わかる資料をご用意しています。
課題を解決する方にオススメ
- 通電率が低いので、顧客が資料を読んでいる時にアプローチしたい。
- 資料ダウンロードされたけど、最後まで見られるのか分からない。
- お客様の興味・関心が高まったタイミングを知りたい。
- ダウンロード資料のPDCAが回せていない。