immedio Boxは何と連携できる?Salesforce・HubSpot・Slackなど外部連携を解説
BtoB営業では、営業資料や導入事例、動画などのコンテンツを日々顧客へ共有しています。しかし、資料を送った後に「誰が閲覧したか」「どのページに関心を持ったか」が分からず、その後の営業活動に活かせていないケースも少なくありません。
immedio Boxは、資料や動画、複数のコンテンツをまとめたルームの閲覧行動を計測し、その情報をSalesforceやHubSpot、Slackなどの外部サービスへ連携できるサービスです。
閲覧情報をCRMへ記録したり、営業担当者へリアルタイムで通知したりすることで、資料を共有して終わるのではなく、顧客の関心に応じた営業フォローや商談獲得につなげられます。
本記事では、immedio Boxの主な外部連携と、それぞれの活用方法、目的に応じた選び方を解説します。
この記事でわかること
- immedio Boxは、資料の閲覧データをSalesforceやHubSpot、Slackなどの外部ツールとシームレスに連携できるサービスです。
- 顧客が資料を開いた瞬間のリアルタイム通知や、CRMへのタスク自動登録により、勘に頼らない的確な営業フォローを実現します。
- 本記事では、各ツールの連携メリットや、資料閲覧中(最も関心が高い瞬間)に商談を自動獲得する「immedio」本体との連携手法を解説します。
immedio Boxの外部連携でできること
immedio Boxの外部連携は、資料の閲覧行動やアンケート回答をSalesforceやSlack等のツールへ自動反映し、営業活動を効率化する機能です。
たとえば、資料の閲覧や離脱、ダウンロード、特定ページへの到達、アンケート回答などの情報を、その後の営業・マーケティング活動に活用できます。
主な連携先と用途は次のとおりです。
| 連携先 | 主な用途 | 活用例 |
|---|---|---|
| Salesforce | ToDo作成、キャンペーンメンバーへの追加、担当者への通知 | 閲覧後の営業フォローをCRM上で管理する |
| HubSpot | タスク作成、担当者への通知、ページビューの記録 | 閲覧履歴をコンタクト情報とあわせて確認する |
| Slack | 資料の閲覧や離脱などのリアルタイム通知 | 顧客の行動を営業チームへすぐに共有する |
| Webhook | 自社システムへの閲覧データ送信 | 独自のCRMやデータ基盤に情報を蓄積する |
| Zapier | ノーコードによる他サービスとの連携 | スプレッドシートへの記録やタスク作成を自動化する |
| Google Tag Manager | 資料・ルーム公開ページのアクセス解析 | Google Analyticsなどの計測タグを設定する |
| immedio | 資料や動画の閲覧中に商談を打診 | 顧客をそのまま日程調整へ誘導する |
すべてを同時に利用する必要はありません。「どの顧客行動を把握したいか」「取得した情報を何に活用したいか」から、必要な連携を選ぶことが大切です。
immedio Box自体の機能や仕組みを知りたい方は、immedio Boxとはをご覧ください。
Salesforce・HubSpotとのCRM連携
immedio Boxは、SalesforceやHubSpotと連携できます。
資料の閲覧やアンケート回答などをきっかけに、CRM上でToDoやタスクを作成したり、担当者へ通知したりすることが可能です。閲覧情報を別の管理画面だけに蓄積するのではなく、営業担当者が普段利用しているCRMへ反映することで、その後のフォローに活用しやすくなります。
両サービスとの主な連携内容を整理すると、次のようになります。
| 連携先 | 主な連携内容 | 活用イメージ |
|---|---|---|
| Salesforce | ToDo作成、キャンペーンメンバーへの追加、担当者に応じた通知 | 閲覧・回答後のフォロー対象をSalesforce上で管理する |
| HubSpot | タスク作成、担当者に応じた通知、ページビューの記録 | 資料閲覧の履歴をコンタクトの行動情報として確認する |
| Salesforce・HubSpot共通 | アンケート回答の反映 | 顧客の関心事項や検討状況をCRMへ集約する |
※利用できる機能や設定条件は、ご契約内容や各サービス側の権限によって異なる場合があります。
Salesforce連携でできること
Salesforce連携では、資料の閲覧やアンケート回答などを起点に、主に次のアクションを実行できます。
- Salesforce上にToDoを作成する
- 指定したキャンペーンへリードや取引先責任者を追加する
- Salesforce上の担当者に合わせて通知先を変更する
- Salesforceに登録されている情報を通知に表示する
たとえば、顧客が資料を閲覧した際にSalesforce上へToDoを作成すれば、営業担当者は普段利用しているSalesforce上で顧客の閲覧行動を確認できます。
また、アンケート回答者をSalesforceキャンペーンのメンバーへ追加することで、その後のフォロー対象やナーチャリング対象として管理することも可能です。
immedio Boxのアンケート回答を起点としたToDo作成やキャンペーンメンバーへの追加については、アンケート機能のリリース記事で紹介しています。
HubSpot連携でできること
HubSpot連携では、資料の閲覧や離脱、特定ページへの到達などを起点に、主に次のアクションを実行できます。
- HubSpot上にタスクを作成する
- HubSpot上の担当者に合わせて通知先を変更する
- HubSpotに登録されている情報を通知に表示する
- 資料閲覧ページの行動をページビューとして記録する
HubSpot上のコンタクトや会社の担当者に合わせて通知先を設定することで、資料を閲覧した顧客の担当者が必要なタイミングでフォローしやすくなります。
また、immedio Boxの公開ページにHubSpotのトラッキングコードを設定し、資料閲覧ページの行動をHubSpot上のページビューとして記録することもできます。
アンケート回答をCRMへ自動反映できる
immedio Box上で取得したアンケート回答を、SalesforceやHubSpotへ自動反映することも可能です。
アンケート回答者がCRMに登録されている場合は既存レコードを更新し、未登録の場合は新しいレコードを作成できます。顧客が資料を読んで回答した関心事項や検討状況を、営業担当者が手作業でCRMへ転記する必要がありません。
取得した情報をCRMへ集約することで、その後の営業フォローやナーチャリングに活用しやすくなります。
詳しい機能は、immedio Boxの「アンケートCRM連携」リリース記事をご覧ください。
Slackとの連携
immedio BoxとSlackを連携すると、資料やルームの閲覧、離脱などの顧客行動をリアルタイムで社内へ通知できます。
活用の流れは次のとおりです。
- 顧客が資料や動画を閲覧する
- 設定した条件に応じてSlackへ通知される
- 営業担当者が閲覧状況を確認する
- 必要に応じて顧客へ連絡する
CRMやimmedio Boxの管理画面を常に確認しなくても、普段利用しているSlack上で顧客の行動に気づけます。
通知先のチャンネルを設定できるため、商材や営業チームごとに情報を共有することも可能です。メール通知と組み合わせた運用にも対応しています。
STORES株式会社の活用事例
STORES株式会社では、広告で獲得したリードを商談につなげるまでのフォローに課題がありました。
そこで、フォーム送信後やフォローメールからimmedio Boxの資料を閲覧できる導線を構築。資料が開封されると、Zapier経由でSalesforce上の担当者を特定し、Slackへ即時通知する仕組みを整えました。
電話リクエストがあった場合も、該当するISチームへSlack通知が届くため、顧客の行動に合わせてすぐに対応できます。
- 広告経由のリードは増えていたものの、CPAの改善が頭打ちとなり、獲得後の商談化率を高める必要があった
- 資料をダウンロードした顧客と電話がつながらず、関心が高まっているタイミングを捉えにくかった
- 電話リクエストを含め、毎月100件以上の新規商談を創出
- 予約相談を対象とした計測で、商談化率が約1.5倍に向上
また、資料を閲覧した顧客が必ずしも商談を希望しているとは限りません。閲覧の有無だけで判断せず、閲覧ページやアンケート回答、過去の接点などとあわせて、フォローの必要性を判断することが大切です。
※その他の導入事例はこちらからご確認いただけます。
Webhook・Zapierとの連携
CRMやSlack以外のサービスへ閲覧データを渡したい場合は、WebhookやZapierを利用できます。
Webhook連携
Webhookは、特定のイベントが発生した際に、指定したURLへデータを送る仕組みです。
immedio Boxでは、資料やルームに関する閲覧イベントを、自社で用意したシステムなどへ送信できます。
たとえば、自社独自のCRMやデータ基盤へ閲覧情報を蓄積し、ほかの顧客データと組み合わせて分析するといった使い方ができます。
Webhookの受信やデータ処理にはシステム側の実装が必要になるため、設定時には開発担当者や情報システム担当者との連携が必要になる場合があります。
Zapier連携
Zapierは、複数のWebサービスをノーコードで連携し、定型業務を自動化できるプラットフォームです。
immedio BoxとZapierを連携すると、資料の閲覧やダウンロード、特定ページへの到達などをきっかけに、Zapierが対応するほかのサービスへ情報を渡せます。
たとえば、次のようなワークフローを作成できます。
- 資料をダウンロードした顧客の情報をスプレッドシートへ記録する
- 特定ページへ到達した顧客をチャットツールへ通知する
- 閲覧情報をMAやCRMへ連携する
- 資料閲覧後のフォロータスクを作成する
Zapier公式サイトのimmedio Box連携ページでは、対応しているトリガーや主な連携先を確認できます。
Webhookは自社の要件に合わせて柔軟に開発できる一方、Zapierは画面上の設定で連携しやすい点が特徴です。開発の必要性や、連携したいサービスの対応状況に応じて選びましょう。
Google Tag Managerとの連携
immedio Boxでは、資料やルームの公開ページに、Google Tag Managerのタグを設置できます。
Google Tag Managerを介してGoogle Analyticsなどの計測タグを設定することで、資料閲覧ページを自社のアクセス解析環境に組み込めます。
Webサイトと資料閲覧ページを分けずに分析したい場合や、資料閲覧後の行動を自社の計測環境で確認したい場合に活用できます。
なお、Google Tag Managerのコンテナを登録しただけで、Google Analyticsによる計測が自動的に始まるわけではありません。計測に必要なタグは、Google Tag Manager側で別途設定する必要があります。
immedio BoxのGoogle Tag Manager連携を含む外部連携は、immedioの機能・特徴ページでも確認できます。
immedioとの連携で資料閲覧から商談予約へつなげる
SalesforceやHubSpot、Slackとの連携が「閲覧行動を外部サービスへ伝える」ための連携であるのに対し、immedioとの連携は、閲覧中の顧客をそのまま商談予約へつなげるためのものです。
資料や動画を閲覧している顧客に対して、immedioの日程調整画面を表示し、その場で商談を打診できます。
顧客体験は次のような流れになります。
- 顧客が資料や動画を閲覧する
- 資料上に商談の案内が表示される
- 顧客が希望日時を選択する
- 商談予約が完了する
たとえば、資料の特定ページまで読み進めた顧客や、動画を一定時間視聴した顧客に商談を案内できます。
顧客が資料に関心を持っているタイミングで次の行動を提示できるため、資料を送付した後に営業担当者が架電するだけでなく、顧客自身が商談を申し込める導線を用意できます。
また、immedio Box上のアンケート回答に応じて、商談を打診したり、次に見るコンテンツを案内したりすることも可能です。
具体的な機能は、immedio Boxのアンケート機能に関するリリース記事をご覧ください。
主な活用例は次のとおりです。
- ホワイトペーパーの閲覧中に商談を案内する
- ガイドブックを読み終えた顧客へ相談導線を表示する
- 動画を一定時間視聴した顧客を日程調整へ誘導する
- アンケートの回答内容に応じて商談を打診する
資料閲覧を起点にした商談の増やし方については、immedioでインバウンド商談を増やす方法もあわせてご覧ください。
目的に応じた外部連携の選び方
必要な連携先は、「どの顧客行動を、何に活用したいか」から考えると選びやすくなります。
| 解決したい課題 | 主な連携先 | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| 資料閲覧をCRM上の営業活動へつなげたい | Salesforce・HubSpot | 営業担当者が普段利用しているCRMを基準に選ぶ |
| 顧客の閲覧をリアルタイムで社内共有したい | Slack | 通知先と、通知後の対応ルールを決める |
| 自社システムへ閲覧データを送りたい | Webhook | 受信・処理するシステムの開発体制を確認する |
| 開発せずにほかのサービスと連携したい | Zapier | 連携したいサービスとトリガーの対応状況を確認する |
| 資料・ルームの公開ページを解析したい | Google Tag Manager | 計測したい指標とタグの設定方法を整理する |
| 資料を閲覧している顧客へ商談を案内したい | immedio | 商談を表示する条件と対象顧客を設計する |
すべての連携を一度に導入する必要はありません。
たとえば、まずはSlack通知で顧客の閲覧行動を把握し、営業フォローの運用が固まった後に、SalesforceやHubSpotへの記録を追加する方法もあります。
現在不足している情報や、手作業になっている業務から優先順位を決めましょう。
immedioとimmedio Boxでは外部連携の起点が異なる
immedioとimmedio Boxでは、外部連携が実行されるきっかけが異なります。
| プロダクト | 主な連携の起点 | 主な用途 |
|---|---|---|
| immedio | フォーム送信、商談予約、アンケート回答 | CRMへの情報登録、社内通知、カレンダー予定やWeb会議URLの作成 |
| immedio Box | 資料・動画・ルームの閲覧、離脱、アンケート回答 | 閲覧情報の記録・通知、アクセス解析、商談打診 |
SalesforceやHubSpot、Slackなど、同じサービスと連携する場合でも、何をきっかけに、どのような処理を行うかは異なります。
なお、immedio Box自体がGoogleカレンダーやOutlookカレンダーと直接連携するわけではありません。immedio Boxからimmedioを介して商談予約が行われた場合に、immedio側の機能としてカレンダー予定などが作成されます。
immedio本体の外部連携については、immedioの外部連携とはをご覧ください。
外部連携で資料閲覧データを営業活動につなげよう
immedio Boxは、資料や動画、ルームを共有するだけでなく、そこで発生した顧客の行動を外部サービスへ連携できます。
Salesforce・HubSpotでは閲覧情報をCRM上の営業活動へつなげ、Slackでは顧客の行動をリアルタイムで共有できます。WebhookやZapierを使えば、自社の業務環境に合わせた連携も可能です。
さらに、immedioと連携することで、資料や動画を閲覧している顧客へ、その場で商談を案内できます。
まずは「資料送付後の顧客行動が見えていない」「閲覧情報を営業へ共有できていない」など、自社の課題を整理することから始めましょう。
immedio Boxの基本機能は、immedio Boxとは、閲覧データを活用したナーチャリングについてはimmedio Boxを活用したナーチャリングで詳しく解説しています。
3分で分かるimmedio Box
わかる資料をご用意しています。
課題を解決する方にオススメ
- 通電率が低いので、顧客が資料を読んでいる時にアプローチしたい。
- 資料ダウンロードされたけど、最後まで見られるのか分からない。
- お客様の興味・関心が高まったタイミングを知りたい。
- ダウンロード資料のPDCAが回せていない。