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immedio Boxとは?営業資料の共有・閲覧データを活用する機能を解説

BtoB営業では、サービス資料や料金資料、導入事例、動画など、多くのコンテンツを顧客へ共有します。しかし、資料を送ったあとに「実際に読まれたのか」「どの情報に関心を持ったのか」がわからず、次のフォローを判断しにくいケースも少なくありません。

immedio Boxを使うと、顧客ごとの専用ページで営業資料や動画をまとめて共有し、ページごとの閲覧時間や離脱した箇所などの閲覧データを確認できます。さらに、閲覧中の顧客へ商談を提案し、その場で日程調整につなげることも可能です。

本記事では、immedio Boxを提供する株式会社immedioが、主な機能や活用シーン、一般的なメール添付・URL共有との違いを、実際の画面を交えて解説します。

この記事でわかること

  • immedio Boxとは、営業資料や動画を専用ページで共有し、ページごとの閲覧状況(いつ・誰が・何秒見たか)を可視化するツールです。
  • 資料を「送って終わり」にせず、顧客の関心や離脱箇所を正確に把握することで、勘に頼らない的確な営業フォローを実現します。
  • 本記事では、immedio Boxの機能や活用シーンに加え、資料閲覧中という「熱量が最も高い瞬間」に商談を自動獲得する仕組みを解説します。

immedio Boxとは

immedio Boxは、営業資料や動画などのコンテンツを共有し、その後の閲覧状況を可視化できる資料共有ツールです。顧客ごとに情報を集約するデジタルセールスルームとしても活用できます。

PDFや動画、OfficeファイルなどをURLで共有できるほか、顧客ごとの専用ページである「ルーム」に複数のコンテンツをまとめることもできます。共有後は、顧客が資料を閲覧した日時やページごとの閲覧時間、離脱したページなどを確認できます。

資料の共有と閲覧データの取得に加えて、開封・閲覧時の通知、アンケート、資料内からの商談予約にも対応しています。そのため、営業資料を「送って終わり」にせず、顧客行動データを営業フォローや商談化に活用できることが特徴です。

immedio Boxでは、資料の共有から閲覧状況の把握、営業担当者への通知、商談予約までをつなげられます。

immedioとの関係

immedio Boxは、株式会社immedioが提供するサービスの1つです。フォーム送信後やWebサイト訪問時の商談化を支援する「immedio」に対し、immedio Boxは、資料・動画などのコンテンツ共有と閲覧データの活用を担います。

immedio Boxは単体でも契約できます。また、immedioの日程調整機能と組み合わせることで、資料を閲覧して関心が高まった顧客へ商談を提案し、その場で予約してもらう導線を構築できます。

immedio全体の概要については、以下の記事で解説しています。

営業資料の共有で起こりやすい課題

immedio Boxの機能を見る前に、メール添付や個別URLによる資料共有で起こりやすい課題を整理します。

資料を送ったあとに閲覧されたかわからない

メールに資料を添付したり、資料のURLを案内したりするだけでは、顧客が実際に資料を開いたのか、どのページまで読んだのかを把握できない場合があります。
顧客の反応が見えないままでは、営業担当者は連絡するタイミングや会話の切り口を、過去の経験や推測をもとに判断することになります。

複数の資料やコンテンツが分散しやすい

BtoB営業で共有する情報は、サービス資料、料金資料、導入事例、ホワイトペーパー、動画、FAQなど多岐にわたります。資料ごとにファイルやURLを送ると、複数のメールやチャットに情報が分散し、顧客が必要な情報をあとから探しにくくなることがあります。

顧客が何に関心を持っているかわかりにくい

複数の資料を共有しても、どのコンテンツが読まれたのか、どのページに時間をかけたのかがわからなければ、顧客の関心を捉えにくくなります。

たとえば、料金ページを繰り返し閲覧している顧客と、導入事例を重点的に読んでいる顧客では、次の会話で確認すべき内容が異なる可能性があります。ただし、閲覧行動だけで顧客の意向や商談確度を断定することはできません。商談履歴や顧客属性など、ほかの情報とあわせて判断することが重要です。

営業フォローが担当者の感覚に依存しやすい

顧客行動データがないと、「いつ連絡するか」「どの情報を案内するか」といった判断が、営業担当者個人の経験や勘に依存しやすくなります。
営業活動に必要なコンテンツや顧客データを整備し、組織的に成果を高める取り組みは、セールスイネーブルメントとも関係します。資料の閲覧データは、営業活動を振り返り、フォロー方法を改善するための材料の1つになります。

immedio Boxでできること

ここからは、immedio Boxの主な機能を紹介します。営業資料の共有、閲覧分析、リアルタイム通知、アンケート、商談予約をどのようにつなげられるのかを見ていきましょう。

主な機能できること営業活動での活用例
専用ルーム複数の資料・動画・リンクなどを1か所にまとめて共有する商談後や展示会後の情報を顧客ごとに整理する
閲覧分析閲覧日時、ページごとの閲覧時間、離脱したページを確認する顧客の関心に合わせて次回の会話や案内内容を考える
リアルタイム通知資料の開封やページ到達などを担当者へ知らせる顧客が資料を閲覧したタイミングでフォローを検討する
アンケート資料や動画の閲覧中に設問を表示し、回答を取得する興味のあるテーマや検討状況を顧客本人に確認する
商談予約資料内に商談提案や候補日時を表示する顧客が関心を持ったタイミングで日程調整につなげる
外部システム連携CRM・MAやSlackなどへ閲覧情報や通知を連携する閲覧後の対応を既存の営業フローへ組み込む

以下では、それぞれの機能を詳しく解説します。

顧客ごとの専用ルームで情報を共有する

immedio Boxでは、「ルーム」と呼ばれる顧客専用の共有ページを作成できます。複数のファイルや動画、テキスト、CTAボタンなどを1つのページにまとめられるため、商談後や展示会後に案内したい情報を1か所に集約できます。

メールアドレス認証を設定すると、入力されたメールアドレス宛てにワンタイムパスワードが送付され、認証を経た相手だけがアクセスできる状態にできます。顧客側からルームへファイルをアップロードしてもらうことも可能です。

複数の資料や動画、関連リンクを1つのルームにまとめて共有できます。

営業資料や動画などをURLで共有する

immedio Boxでは、PDF、動画、Word・Excel・PowerPointなどのOfficeファイルを登録し、共有用URLを発行できます。画像やWebサイトへのリンクも掲載できるため、サービス資料、料金資料、導入事例、セミナー動画などを顧客の検討段階に応じてまとめられます。

個別のファイルやURLを何度も送る必要がなく、顧客にとっても必要な情報へアクセスしやすい状態をつくれます。

ページごとの閲覧状況を把握する

immedio Boxでは、顧客が資料を閲覧した日時に加えて、ページごとの閲覧時間や離脱したページを確認できます。顧客単位の閲覧履歴だけでなく、資料全体の閲覧傾向も確認できるため、営業フォローとコンテンツ改善の両方に活用できます。
たとえば、特定のページで離脱が多い場合は構成や説明量を見直す、閲覧時間が長いページを次回の商談で取り上げる、といった使い方が考えられます。

ただし、閲覧時間が長いことだけを理由に「関心が高い」「受注確度が高い」と断定することはできません。閲覧データは、次の会話やアプローチを考えるためのシグナルとして活用します。

開封・閲覧の通知を受け取る

資料の開封、特定ページへの到達、離脱などをきっかけに、営業担当者へ通知を送れます。メールのほか、連携設定によってSlackなどでも通知を受け取れます。
営業担当者が管理画面を繰り返し確認しなくても、顧客が資料を閲覧したタイミングを把握しやすくなります。通知条件は、すべての閲覧を知らせるのではなく、営業活動に必要な行動へ絞って設定することが重要です。

資料や動画の閲覧中にアンケートを表示する

immedio Boxでは、資料や動画を閲覧している顧客にアンケートを表示できます。一定のページまで読んだタイミングや、動画を一定時間視聴したタイミングなどに設問を表示し、興味のあるテーマや検討状況を確認できます。
さらに、回答内容に応じて次の設問やコンテンツ、商談予約の導線を出し分けることも可能です。閲覧データだけでは把握しにくい顧客の意向を、本人の回答から確認できる点が特徴です。

詳しい仕様は、アンケート機能のリリースと分岐設問機能のリリースで紹介しています。

コンテンツ閲覧から商談予約につなげる

資料や動画を一定時間閲覧した顧客に対して、コンテンツ内に商談提案のポップアップを表示できます。顧客が話を聞きたいと思ったタイミングで候補日時を選び、そのまま予約へ進める導線をつくれます。
顧客の属性に応じて、適切な営業担当者のカレンダーを提示する設定も可能です。営業時間外に資料が閲覧された場合でも、顧客自身で商談を予約できます。

日程調整や商談化の仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。

顧客行動を営業フォローの材料にする

immedio Boxのホットリード画面では、誰が、どのファイルを、いつ、どれくらい閲覧したかを、リード単位・企業単位で確認できます。閲覧履歴から顧客の関心を推定するAI閲覧分析も、アプローチの仮説づくりに活用できます。これにより、ハウスリストのなかから再び関心を示した可能性のあるホットリードを見つけ、営業フォローの優先順位を検討しやすくなります。

閲覧データやアンケート回答を確認することで、「料金ページを閲覧していたため費用面の疑問を確認する」「導入事例を読んでいたため近い業界の事例を案内する」といった、顧客の行動に沿ったフォローを考えやすくなります。

SalesforceやHubSpotなどのCRM・MA、Slack、Webhookなどとの連携については、以下の記事で解説しています。

メール添付・一般的なURL共有との違い

メールへのファイル添付や一般的なURL共有と比べると、immedio Boxは、共有後の閲覧データを取得し、通知や商談予約へつなげられる点に違いがあります。

なお、一般的なファイル共有サービスのなかにも閲覧分析やアクセス制限に対応するものがあります。以下は、すべてのサービスに共通する比較ではなく、基本的なメール添付・URL共有とimmedio Boxの違いを整理したものです。

比較軸メール添付・一般的なURL共有immedio Box
情報の共有方法資料ごとにファイルやURLを送る専用ルームに複数の情報をまとめられる
資料の整理複数のメールやリンクに分散しやすい顧客ごとに1か所へ集約できる
閲覧状況開封確認などの機能がなければ把握しにくいページごとの閲覧時間や離脱箇所を確認できる
通知通常は別途確認が必要開封やページ到達などを条件に通知できる
顧客の意向資料共有だけでは確認しにくい資料内アンケートで回答を取得できる
商談への導線メールや電話で別途調整する資料内から商談予約へつなげられる
営業フォロー担当者の経験や過去の接点をもとに判断する閲覧データや回答も判断材料に加えられる

immedio Boxの活用シーン

商談後の資料共有

商談で使用した資料や追加の導入事例、料金情報などを、顧客専用ルームにまとめて共有します。顧客は必要な情報をあとから見返しやすくなり、営業担当者は共有後の閲覧状況を確認できます。

検討期間中の情報提供

検討期間が長い商談では、顧客の状況に応じて導入事例や動画などを追加します。どの情報が閲覧されたかを確認することで、次回の連絡時期や案内内容を検討する材料になります。

ホワイトペーパー・ガイドブックの提供

資料請求フォームの送信後に、immedio Box上でホワイトペーパーやガイドブックを閲覧できるようにします。資料を閲覧している途中にアンケートや商談予約の導線を表示することで、資料請求から次のアクションまでをつなげられます。

展示会やセミナー後のフォロー

展示会やセミナーで紹介した資料、登壇動画、関連する導入事例などを1つのルームにまとめて案内できます。複数コンテンツのうち何が閲覧されたかを確認し、その後のフォローに活用します。

ナーチャリング

すぐには商談に至らなかった顧客へ、メールマガジンなどを通じて継続的にコンテンツを案内します。資料を再び閲覧したタイミングを通知で把握し、関心が動いた可能性のある顧客へのフォローを検討できます。

具体的な施策設計や、過去のリード・ハウスリストの活用方法については、以下の記事で解説しています。

immedio Boxの導入事例

NOT A HOTEL株式会社|資料閲覧を起点に営業アプローチを改善

NOT A HOTEL株式会社は、別荘とホテルを組み合わせた新しいライフスタイルを提案しています。事業の拡大に伴って顧客層や案内する情報が多様化するなか、顧客の関心に合わせた情報提供と、資料共有後の営業フォローに課題を抱えていました。

同社ではimmedio Boxを導入し、資料や動画の閲覧状況を可視化。開封・離脱の通知を起点にインサイドセールスが連絡する運用を構築するとともに、ルーム機能を使って顧客へ案内する情報を整理しました。

課題
  • 資料を送ったあと、顧客が開封したか、どの部分に関心を持ったかを把握できず、営業担当者が勘を頼りにアプローチしていた。
  • 事業と顧客層の多様化により、顧客ごとに適切な情報を提供する必要があった一方、資料の整理や営業準備が煩雑になっていた。
効果
  • 資料や動画の開封・離脱をリアルタイムに把握し、通知を起点に連絡する運用を構築。顧客が閲覧しているタイミングで接触しやすくなり、商談接続率が改善した。
  • 別荘・モビリティ・法人提案などの資料をルームに集約。顧客が必要な情報へアクセスしやすくなるとともに、社内の資料管理や営業準備にかかる工数を大幅に削減した。

また、動画を視聴した直後にアプローチする運用や、独自ドメイン・ロゴなどのカスタマイズも活用しています。NOT A HOTELの世界観を保ちながら、資料共有を商談につなげる営業基盤としてimmedio Boxを利用している点が特徴です。顧客体験と営業生産性を両立させる営業DXの事例といえます。

この事例から、immedio Boxの導入時には、閲覧データを確認できる状態をつくるだけでなく、「どの行動を検知したら、誰が、どのように対応するか」まで営業フローに組み込むことが重要だとわかります。

※その他の導入事例はこちらからご確認いただけます。

immedio Boxを活用するメリット

immedio Boxを活用することで、複数の営業資料や動画を1か所にまとめ、顧客が必要な情報へアクセスしやすい状態をつくれます。営業担当者は、資料を送ったあとも、いつ、どのページが、どれくらい閲覧されたかを確認できます。

また、閲覧したコンテンツやアンケート回答を、次の会話や案内内容を考える材料として活用できます。資料や動画の閲覧中に商談予約の導線を表示すれば、顧客が関心を持ったタイミングで、そのまま日程調整へつなげることも可能です。

顧客単位の閲覧履歴だけでなく、資料全体の閲覧傾向も確認できるため、営業フォローだけでなくコンテンツの改善にも活用できます。

immedio Boxが向いている企業

immedio Boxは、次のような課題を持つ企業に向いています。

  • 営業資料を顧客へ頻繁に共有している
  • 商談後に複数の資料や動画を送っている
  • 資料を送ったあとの閲覧状況がわからない
  • 顧客の関心に合わせて営業フォローを行いたい
  • ホワイトペーパーやセミナー動画を商談化に活かしたい
  • 展示会やセミナー後のフォローを効率化したい
  • 資料閲覧から商談予約までの導線を設けたい
  • 営業資料の改善を閲覧データをもとに進めたい

一方、資料を共有する機会が少ない企業や、閲覧データを取得しても営業フォローへ組み込む体制がない場合は、導入前に運用方法を整理する必要があります。「誰に何を送り、どの行動を検知したら、誰が対応するか」まで決めておくと、機能を活用しやすくなります。

immedio Boxで営業資料を「送って終わり」にしない仕組みをつくろう

immedio Boxは、顧客ごとの専用ルームで資料や動画をまとめて共有し、その後の閲覧状況を可視化できるサービスです。

資料の開封やページごとの閲覧時間を確認できるほか、閲覧時の通知、アンケート、商談予約までを1つの流れとして設計できます。これにより、営業担当者は資料を送ったあとも顧客の反応を確認し、次のフォローを考えやすくなります。

ただし、閲覧データだけで顧客の意向や商談確度を断定することはできません。商談履歴や顧客属性、アンケート回答などと組み合わせ、会話の切り口や連絡するタイミングを考える材料として活用することが重要です。

immedio Boxの詳しい機能や、自社での活用方法を知りたい方は、株式会社immedioへお問い合わせください。

3分で分かるimmedio Box

immedio Boxの機能や特徴・導入事例が
わかる資料をご用意しています。

課題を解決する方にオススメ

  • 通電率が低いので、顧客が資料を読んでいる時にアプローチしたい。
  • 資料ダウンロードされたけど、最後まで見られるのか分からない。
  • お客様の興味・関心が高まったタイミングを知りたい。
  • ダウンロード資料のPDCAが回せていない。

本記事は、immedio Boxを提供する株式会社immedioが、2026年9月時点の製品仕様をもとに作成しています。利用できる機能は、ご契約内容や設定によって異なる場合があります。

記事を書いた人
user0416taki
瀧 佑衣子
販売・法人営業・制作ディレクターを経て、マーケティング業務に従事。メールマーケティングやCRM、コンテンツ制作などを担当。2025年にimmedioへ入社し、カスタマーサクセスとして顧客支援を経験。現在はプロダクトリリース、SEO記事、ユーザーイベントなどの企画・編集・発信を担当。マーケティングとCSの経験を活かし、顧客視点でプロダクトの価値を届けている。